公開日 2010/02/12 19:20
世界市場を狙うソニーエリクソン「Xperia」 − 商品企画担当者が語る製品コンセプトと今後の展開
iPhoneの牙城を崩せるか
iPhoneのスマートフォンシェアが非常に高い我が国だが、そんな日本発で世界市場を狙うスマートフォンが存在する。それがソニー・エリクソンのAndroid端末「Xperia」(関連ニュース)だ。今回は4月のXperiaの発売を前に、ソニー・エリクソンの商品企画担当の西村氏にXperiaのメディア機能、OSのバージョンアップ計画などについて話を伺うことができた。(インタビュー:一条真人)
■Xperiaのコンセプトとは?
一条:Xperiaのコンセプトというのは、どのようなものですか?
西村:我々のフィーチャーとしては4つあるのですが、この中核になるのが商品のコンセプトです。それが「コミュニケーションエンターテイメント」というものです。
ソニーが今まで培ってきたエンターテイメント資産や技術を活かしたライフスタイルのご提案に加え、ソニー・エリクソンが今までやってきた、機器を持ち歩いて、コミュニケートしてという、コミュニケーションの分野。これらが我々の貴重なノウハウであり、ソニーグループの製品の価値だと思います。
そこでXperiaでは、コミュニケーションとエンターテイメントを融合させるということを考えました。今まで、サイバーショットケータイという製品はありましたが、それは通常の携帯電話に、単純に機能を乗せた、という感じでした。撮影画像をメールで送るというような機能はありましたが、この2つが融合したかというと、そこまでではなかったというのが正直なところです。
Xperiaでは「コミュニケーション by エンターテイメント」というふうに、コミュニケーションすることがエンターテイメントになって、さらに新しいコミュニケーションを産むというようなことを考えています。Xperiaは「コミュニケーションエンターテイメント」という概念を具現化した戦略モデルになっています。
ソニーグループの製品ということもあり、クオリティには非常にこだわっています。まずは4インチの発色に優れた美しいディスプレイを搭載したこと。スマートフォンでありながら、フルワイドであることにこだわっています。また、チップセットにはSnapDragonの1GHzを搭載したおかげで、高い動画再生性能を持っています。ちなみに液晶の解像度は854×480ドットです。
一条:iPhoneの480×320ドットと比べるとかなり高解像度ですね。
■メディア機能を支える回線の強力さ
ここで、H.264動画の再生や、YouTube動画を3G回線で再生するデモを見ることができた。特にYouTube再生では、3Gでのストリーミング再生にも関わらず、非常に高画質かつスムーズな動画再生が行えることを確認できた。取材を行ったのはソニー・エリクソン本社ビルの会議室で、窓は近くにない。携帯電話端末メーカーなので、ビルの中でも電波環境が良いのかも知れないが、それでも3G回線でこれだけのクオリティでストリーミング再生ができるのは驚異的だ。
YouTubeの高画質動画をフル画面でスムーズに表示するXperia。ディスプレイの発色もレベルが高い
西村:モバイル機器のAV機能というのはこれまで「手軽に持ち運んで楽しむ」というような位置づけだったと思いますが、Xperiaでは、より本格的に映像を楽しめるようになったと思います。このデモはストリーミング再生しているものなので、事前にリッピングなども不要なので手軽です。
あと、これはハードウェア性能だけでなく、ドコモさんのネットワークのおかげで、通信が高速かつ安定しているということが、実は大きいです。
一条:なるほど。
■強力なオンラインサービス連携はAndroidと高速回線ならでは
西村:音楽再生機能に関しては、単純に音楽を再生できるデバイスというのはいくらでもあるので、一工夫しています。音楽再生をしているときに「Infinite」ボタンを押すと、再生している楽曲に関連するYouTube動画のリストが表示されるようになっています。
一条:さっきからYouTubeの話題が多いように思いますが、ビデオストリーミングサイトや情報サイトはいろいろあります。とりあえずはYouTube、ということですか?
西村:理由はいろいろありますが、やはりAndroidフォンなので、Googleのサービスへの対応、開発がしやすく、完成度を高くできるということがあります。あと、現時点ではユーザーもYouTubeが一番多いということです。
一方でAndroidはオープンなOSなので、サービスを後でインテグレートしたり、ソフトウェアを更新したりすることが比較的簡単にできます。当然、事業者の了承を得る必要はありますが。このようなことが日本の従来の携帯電話と比べ、容易に行えるのがXperiaやAndroid端末の違うところだと思います。
画像に関しても、本体に保存されている画像だけではなく、ウェブサービスとも連携していて、Picasaにアップロードした写真も表示することができます。ウェブ経由の画像表示についても、ドコモさんの回線のおかげで比較的高速に表示することができます。常時ネットワークに接続してサービスを使うというのはAndroid端末のコンセプトであり、ドコモさんの回線速度と安定性がそれを活かしてくれているわけです。
AV機能としてはこんなところです。なお、動画、音楽、静止画像などのメディアを扱う部分が「Mediascape」と呼ばれます。
■Xperiaのコンセプトとは?
一条:Xperiaのコンセプトというのは、どのようなものですか?
西村:我々のフィーチャーとしては4つあるのですが、この中核になるのが商品のコンセプトです。それが「コミュニケーションエンターテイメント」というものです。
ソニーが今まで培ってきたエンターテイメント資産や技術を活かしたライフスタイルのご提案に加え、ソニー・エリクソンが今までやってきた、機器を持ち歩いて、コミュニケートしてという、コミュニケーションの分野。これらが我々の貴重なノウハウであり、ソニーグループの製品の価値だと思います。
そこでXperiaでは、コミュニケーションとエンターテイメントを融合させるということを考えました。今まで、サイバーショットケータイという製品はありましたが、それは通常の携帯電話に、単純に機能を乗せた、という感じでした。撮影画像をメールで送るというような機能はありましたが、この2つが融合したかというと、そこまでではなかったというのが正直なところです。
Xperiaでは「コミュニケーション by エンターテイメント」というふうに、コミュニケーションすることがエンターテイメントになって、さらに新しいコミュニケーションを産むというようなことを考えています。Xperiaは「コミュニケーションエンターテイメント」という概念を具現化した戦略モデルになっています。
ソニーグループの製品ということもあり、クオリティには非常にこだわっています。まずは4インチの発色に優れた美しいディスプレイを搭載したこと。スマートフォンでありながら、フルワイドであることにこだわっています。また、チップセットにはSnapDragonの1GHzを搭載したおかげで、高い動画再生性能を持っています。ちなみに液晶の解像度は854×480ドットです。
一条:iPhoneの480×320ドットと比べるとかなり高解像度ですね。
■メディア機能を支える回線の強力さ
ここで、H.264動画の再生や、YouTube動画を3G回線で再生するデモを見ることができた。特にYouTube再生では、3Gでのストリーミング再生にも関わらず、非常に高画質かつスムーズな動画再生が行えることを確認できた。取材を行ったのはソニー・エリクソン本社ビルの会議室で、窓は近くにない。携帯電話端末メーカーなので、ビルの中でも電波環境が良いのかも知れないが、それでも3G回線でこれだけのクオリティでストリーミング再生ができるのは驚異的だ。
YouTubeの高画質動画をフル画面でスムーズに表示するXperia。ディスプレイの発色もレベルが高い
西村:モバイル機器のAV機能というのはこれまで「手軽に持ち運んで楽しむ」というような位置づけだったと思いますが、Xperiaでは、より本格的に映像を楽しめるようになったと思います。このデモはストリーミング再生しているものなので、事前にリッピングなども不要なので手軽です。
あと、これはハードウェア性能だけでなく、ドコモさんのネットワークのおかげで、通信が高速かつ安定しているということが、実は大きいです。
一条:なるほど。
■強力なオンラインサービス連携はAndroidと高速回線ならでは
西村:音楽再生機能に関しては、単純に音楽を再生できるデバイスというのはいくらでもあるので、一工夫しています。音楽再生をしているときに「Infinite」ボタンを押すと、再生している楽曲に関連するYouTube動画のリストが表示されるようになっています。
一条:さっきからYouTubeの話題が多いように思いますが、ビデオストリーミングサイトや情報サイトはいろいろあります。とりあえずはYouTube、ということですか?
西村:理由はいろいろありますが、やはりAndroidフォンなので、Googleのサービスへの対応、開発がしやすく、完成度を高くできるということがあります。あと、現時点ではユーザーもYouTubeが一番多いということです。
一方でAndroidはオープンなOSなので、サービスを後でインテグレートしたり、ソフトウェアを更新したりすることが比較的簡単にできます。当然、事業者の了承を得る必要はありますが。このようなことが日本の従来の携帯電話と比べ、容易に行えるのがXperiaやAndroid端末の違うところだと思います。
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