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AVIOTの新旗艦完全ワイヤレスはどう進化した? “ピヤホン”「TE-BD21j-pnk」とノーマルモデルの実力を徹底チェック!

公開日 2021/03/15 09:37 野村ケンジ
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また、音声通話に関しては、高感度MEMSマイクを採用するとともにcVcノイズキャンセリング機能も搭載。その相乗効果によって、環境ノイズやエコーの少ないクリアな音声で通話が可能となっている。加えて、外音取り込み機能やIPX4相当の防滴性能、紛失防止用ストラップが付属するなど、徹底したユーザーフレンドリーさをもつパッケージとなっている。このあたりは、AVIOT製品ならではといえるかもしれない。

「TE-BD21j」での装着イメージ

さらにもうひとつ、iOS/Android OSで利用できる公式アプリ「AVIOT SOUND XXX」もなかなか優れものだったりする。10バンドイコライザー設定やタッチセンサーの操作設定変更、外音取り込みモード時の音楽音量レベル調整、イヤホン紛失時に役立つ接続解除履歴確認、ファームウェア更新など、充実した内容を持ち合わせていて、大いに役に立ってくれる。

■ピエール中野モデルは音声ガイドをアニメ「PSYCHO-PASS」常守朱(CV:花澤⾹菜)/ドミネーター(CV:⽇烽フり⼦)に選択可能

実際の製品を手にして細かい部分まで見てみると、「TE-BD21f」と共通するデザインを保ちつつ、あくまで異なる製品に仕上げられていることが分かる。イヤホン本体はハウジング部分がティアドロップ型となり、持ちやすいだけでなく、より洗練されたイメージとなった。3ドライバー構成であるにもかかわらずコンパクトなサイズにまとめられているため、装着感も軽快だ。

いっぽう、専用ケースのほうは航空機グレードのジュラルミンにアルマイト加工を施した外観から、フラグシップモデルに相応しい品質を感じる。また、蓋がスライドする機構は変わらないものの、随分とコンパクト化されているし、イヤホン本体は取り出しやすくなっている。なかなかにありがたい改良といえる。ちなみに、イヤホン本体とケースのデザインについては、ノーマルモデルとピエール中野コラボモデルではほとんど変わらず、カラーバリエーション程度の差異にとどまっている。

ピエール中野コラボモデルはオリジナルロゴを刻印

そうそう、ピエール中野コラボモデルは音声ガイドを切り替えることができるようになっている。専用アプリを使うことで、初期設定のアニメ「PSYCHO-PASS」常守朱(CV:花澤香菜)からドミネーター(CV:日烽フり子)に変更することができる。気分に合わせて頻繁に切り替えられるのはありがたい。

ケース裏の細かな部分にもオリジナルロゴが!

■「メリハリの良さと聴き心地のよさを併せ持つ、絶妙なバランス」

さて、それではサウンド的特徴はどうか。まずはベースとなるノーマルモデル「TE-BD21j」からレポートしよう。

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