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AVIOTの新旗艦完全ワイヤレスはどう進化した? “ピヤホン”「TE-BD21j-pnk」とノーマルモデルの実力を徹底チェック!

2021/03/15 野村ケンジ
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AVIOTより、完全ワイヤレスイヤホンの新フラグシップモデル「TE-BD21j」と、同機をベースにピエール中野氏(ロックバンド「凛として時雨」のドラマー)とコラボしたモデル「TE-BD21j-pnk」が登場した。

2019年夏に発売された完全ワイヤレスイヤホンとして世界初となる3ドライバー&ハイブリッドドライバー構成を採用した「TE-BD21f」の後継モデルで、「TE-BD21f」に対してユーザーやアーティストから寄せられた要望に応えるべく、大幅な刷新を行っているという。はたして、両機ではどういった進化が押し進められているのだろうか。

ピエール中野コラボモデル「TE-BD21j-pnk」

■徹底したこだわりでフラグシップ機がさらに進化

まずは、ハード面から詳細をチェックしていこう。BA(バランスドアーマチュア)型×2基、ダイナミック型×1基という、完全ワイヤレスイヤホンとしてはいまでも希少なハイブリッド・ドライバー構成は前モデルと変わらない。しかしながら、ディテールは刷新され、ダイナミック型ドライバーはPETチタンコンポジット振動板採用の8mm口径ユニットに変更された。

2基のBA型ドライバーも、ダイナミック型ドライバーとのマッチングをコンピューター上で精密に解析すると同時に、熟練エンジニアによる0.1dBオーダーのチューニングを実施することで、中高音域の情報量を増やしながら、クロスオーバー帯域での歪み感を極限まで減らしているという。

ノーマルモデル「TE-BD21j」

さらに、イヤホン本体にダクトホールを設けることで位相ズレを改善。設計通りのサウンドを実現するため、ドライバーを0.01mmオーダーで最適な場所に配置するなど、こと音質に関しては徹底したこだわりが随所に反映されている。

ピエール中野コラボモデルでは音質チューニングが異なるほか本体やケースなどに特別デザインを採用している

いっぽう、機能面で最大の注目といえるのが、aptX Adaptiveコーデックへの対応だろう。Qualcomm社の最新BluetoothコーデックであるaptX Adaptiveは、aptX LLやaptX HDなどいくつかの特徴を包括しつつさらなるグレードアップを果たしたもので、最新スマートフォンと組み合わせることで低遅延伝送や高音質再生ができるようになっているのが特長だ。。

「TE-BD21j」と「TE-BD21j-pnk」はそんな最新コーデックにも対応しており、プレーヤー次第でさらなる良音質を楽しむことができるようになっている。もちろん、既存のBluetoothコーデック、AACやSBC、aptXにも対応しているので、iPhoneやAndroidスマートフォンのほとんどで利用することもできる。さらに、こちらも最新のBluetooth接続技術、TrueWireless Mirroringにも対応しており、左右同時接続することで、音途切れに強くノイズの少ない安定した接続性を確保しているという。

■通話品質・使い勝手・スマホアプリも高レベル

ユーザビリティに関わる基本スペックの高さも、AVIOT製品ならではの優秀さを持ち合わせている。まず、連続再生時間についてはイヤホン本体で約9時間を確保。専用ケースからの充電を含めると、約45時間にわたって楽曲を楽しみ続けることができる。

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