HOME > レビュー > オプトマの4K超短焦点プロジェクター「P1」レビュー。120インチ大画面をリビングに!

【特別企画】サウンドバー搭載で高音質も実現

オプトマの4K超短焦点プロジェクター「P1」レビュー。120インチ大画面をリビングに!

公開日 2020/10/06 06:30 折原一也
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

スペックを見ると、決してカジュアルというレベルではない、高品位な性能を備えている。0.47インチのDMD(1,920×1,080)を利用した4K UHDデバイスに、高輝度3,000ルーメンのレーザー光源を採用し、4K/HDR信号の投写にも対応。コントラスト比1,500,000:1という数値からも、ホームシアタープロジェクターとして妥協のないハイスペックであることがわかる。

右側側面には一部端子を装備

左側には「nu force」のロゴ

本機の特長はそれだけではない。実は本体に25W×2のスピーカーを内蔵しており、「オーディオ in プロジェクター」として設計されているのだ。

「オーディオモード」として、スピーカーのみで音楽を聴くだけの使用も可能だ

iPhoneと組み合わせてAirPlayによるミラーリングも対応

P1はプロジェクター本体にOSを内蔵しており、Wi-Fi接続によるネットワーク機能を利用できる。主なネットワーク対応機能はスマホ接続によるミラーリングで、手元で見ているYouTube動画をスクリーンの大画面に映し出すことも容易だ。

オプトマの販売代理店であるオーエスプラスeの視聴スペースにて、張り込み型のレイロドールを使用して投写した。画面サイズは100インチ

視聴にはパナソニックの「DP-UB45」と組み合わせてUHD BDディスクを再生した

実際にiPhoneのAirPlayを利用してP1と接続し、YouTubeの『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』予告編PVを視聴した。スマホからのミラーリングのためHD画質となるが、120インチの超大画面で見られるというスタイルが新鮮。また映像以上に驚いたのが、P1の “高音質ぶり” だ。スケール感ある音楽が広がり、映画らしい深く厚みある轟音、声の厚みまで、サウンドバー級の広がりあるサウンドで響くのだ。

YouTubeをよく視聴するなら、お気に入りのユーチューバーの動画を毎日チェックしたり、ゲーム実況やおもしろ動画、またオンライン上のヨガレッスンなどを見るという活用法だって考えられる。家族でそうした動画を大画面で見られるというだけでも、P1はリビング空間に一大変革をもたらす事になりそうだ。

リビングに設置したイメージ。映画をみるだけでなく、テレビの代わりとしても大画面は使いやすく、今増えているオンライン飲み会や帰省などの交流も、よりリアルなものとして体験できる

あるいは、例えば人気のビデオ会議ソフト「Zoom」にはスマホアプリ版も存在するので、P1を使った超大画面ビデオ会議シーンを作ってみてもいいだろう。壁のようなサイズで超大画面なら、自宅でテレワークで仕事をしている時にも、オフィスで仕事をしている感覚になるかもしれない。

次ページ4K/HDR映像の再現は圧倒的!さらに劇場のようなサウンドも両立

前へ 1 2 3 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE