[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域【第257回】

ドラム好き必聴!あのZildjianのイヤモニを日本が誇るドラマー3人の曲でチェック

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高橋 敦

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2020年10月03日
あのジルジャンからイヤモニ登場!……いや、「ジルジャン」って何?

Zildjian。この文字列をさらっと「ジルジャン」と読めるのは何かしらの音楽経験者とかだけなのではなかろうか。そして読み方はジルジャンだと言われても「で、そのジルジャンって何?」と言う人の方が多いことだろう。

「ジルジャン」とは?

説明しよう!
ジルジャン!その歴史は17世紀初頭に遡る!当時のオスマン帝国皇帝に仕えていた金属工職人アベディス1世は、合金技術を用いそれまでにない独自のシンバル製造技術の開発に成功!それがこの21世紀においても世界三大シンバルメーカーの一角を成すジルジャンの始まりである!

というわけで、ジルジャンは伝説でありながら現役最強でもある的なシンバルメーカーだ。そのジルジャンが「すべてのドラマーの最初の一台として最適」として発表したのが、今回紹介するドラマー向けイヤーモニター「PROFESSIONAL IN-EAR MONITORS ZIEM1」。実売目安は税込で20,000円程度。

Zildjianロゴ煌めくケースを開けると……


本体には渋い色合いで「Z」が浮かび上がる

仕様を見ていくと、「ダイナミックドライバー×2基搭載!」というスペック面での特徴もある。しかしいちばん気になるポイントはそこではないだろう。

「ライブ・パフォーマンスや練習中でも楽曲の進行を捉えるのに最適なクリアな高域と中域、パワフルな低域を備え、ロックからアコースティックまで幅広いジャンルに対応するドラマー向けのチューニング」だ。

気になるのは、そのドラマー向けチューニングとは、我々音楽リスナーにもインパクトを与えるものなのか? ということ。

今回はそこを、まずはさらっといつも通りにサウンドチェック。続いて「ドラムがかっこいい曲のドラムをさらにかっこよく聴かせてくれるのか?」という、“ドラム重視” でチェックしてみようと思う。

「いやドラマーのモニターに必要な要素とドラムをかっこよく聴かせる要素は別でしょ?」と言われればその通りだがしかし!ジルジャンロゴの入ったイヤホンなんて着けたらドラムかっこいい曲聴きたくなるじゃないですか?! 試さずにはいられない!

製品は使い勝手に配慮した丁寧な作り込み

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