低い位置に対応し用途も拡張したハイCP版

アナログ周りで効果を体感!フルテック「NCF Booster-Signal-L」自宅導入レポート

角田郁雄

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2019年08月24日
フルテックNCF Boosterシリーズは、常識を超えたクオリティアップ効果で話題のコネクター・ケーブルホルダー。その第3弾として、より低い位置にある端子類をサポートでき、ぐっと手頃な価格になったNCF Booster-Signal-Lが新登場した。デリケートな信号を扱うアナログレコード再生周りにこそ、顕著な効き目を発揮するといえる本製品。その魅力と、多彩な使いこなし効果をレポートする。

振動と静電気を効果的に対策する注目のアイテム
高さが最小となり、新たな用途に使える第3弾が登場(Text by角田郁雄)

左からシリーズ第1弾「NCF Booster」(32,800円・税抜、クレイドル・カーブド)、第2弾「NCF Booster-Signal」(19,800円・税抜、クレイドルフラット)、第3弾「NCF Booster-Signal-L」(14,800円・税抜、クレイドルフラット)
私は以前から、スタジオの機器のケーブル・ワイヤリングが整然とされているのといないのとでは、音質が違うことを理解していた。スピーカーケーブルを浮かすと、音が良くなることも同様である。したがって自宅では、自作のケーブルラックなどを使ってきた。しかし細かな応用性が全くなく、不便を感じていた。

こうしたなかでフルテックは、第1弾として大型ホスピタルグレードの電源プラグをタイトに支持し、高さ調整可能な画期的なアイテム、NCF Boosterを発売した。これを進化させ、第2弾としてNCF Booster-Signalを発売。使用範囲を広げ、電源プラグの固定と支持だけではなく、ライン・コネクターや各種ケーブル本体まで支えることができるようにした。これらは好評を得て、現在、世界の多くのブランドも注目し、各国で開催されるオーディオショウでも使われるほどの存在となった。

しかしながら愛用者からは、本機のベース部の厚みをもっと薄くして欲しいとの声もあり(機器下部とラックの隙間が狭い製品がある)、ベース部の厚みを薄くした、第3弾のNCF Booster-Signal-Lが発売された。これにより高さが最小となり、コネクターやケーブルをホールドするだけではなく活用度を高め、インシュレーターとしても使えるようになったのである。

クレイドル-フラットの内部構造図。1. NCF(マルチマテリアルハイブリッド構造)オーディオグレードABS樹脂(ボトム)とNCF調合ナイロン樹脂(カバー)(静電効果)、2. ダンピングマット、3. 振動伝達軸(中央の柱)、4. 振動抑制壁(制振壁)…共振を避ける構造、5. 半密閉型の空気室…振動に対して内部の空気圧が抵抗となる

3モデルともに自宅システムへ導入した

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