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DAPやヘッドホンアンプと合わせて外でも使える

ポータブルでもエレガントなサウンドを堪能。FOCAL初のハイエンド密閉型ヘッドホン「ELEGIA」レビュー

公開日 2019/01/31 06:30 生形三郎
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本体はエルゴノミクスデザインが採用され、滑らかな曲線を描くアルミヨーク部やイヤーカップ、またハウジング外側に施された放射状のドットパターンは、同社ならではの優美なフォルムを細やかに演出している。

ハウジング外側には、放射状のドットパターンが施される

また430gという重みながら、しっかりとした側圧と、低反発フォームとマイクロファイバーが使用された肉厚なイヤーパッドとヘッドパッドによって、高いフィット感が実現されている。加えて、エレガントなデザインのキャリング・ハードケースも付属する。

イヤーパッドとヘッドパッドは、肉厚でしっかりとフィットする高い装着感を実現する

滲みない描写とエレガントな瑞々しいサウンドで、ボーカルを一層美しく再現

早速試聴してみた。まずは、据え置き型のヘッドホンアンプ、グレースデザイン「m920」で駆動した。ELEGIAが奏でる音を端的に表すと「スレンダーかつエレガントで明晰なサウンド」である。一聴して、全帯域に亘って滲みのない描写が貫かれていることを実感できる。

全帯域で滲みなく、エレガントかつ明晰な描写力が特徴

密閉型らしく、音像描写は実に立体的で、定位描写が明快である。音色バランス的には中域のプレゼンスに重点が置かれており、重低域までよく伸びた低域はタイトに引き締められている。必要以上に膨らんだり強調されたりしないことが快く、それはフォーカルらしい颯爽とした中域表現を、より一層引き立てている。加えて、それらが瑞々しい質感で歌い上げられる様が、実にエレガントだ。

特筆なのは、やはりボーカル再生だろう。女性ボーカルは、明瞭で自然な明るさを持った、密度のある充実した瑞々しい描写でその歌声を楽しませてくれる。独唱や朗読音源などを再生するとよく分かるのだが、声の帯域に仄かな響きが生み出されており、それがボーカルなどメロディ帯域の生々しく密度あるプレゼンスを形成しているようだ。

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