多彩な「いい音」が見つかる

予算10万円以内でここまで良い音が楽しめる! 評論家5名がおすすめオーディオシステムを提案

岩井喬/逆木一/高橋敦/土方久明/山之内正

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2018年06月25日
「予算10万円で、ハイレゾ再生やストリーミングが“いい音”で楽しめるオーディオシステムを提案してください」と、評論家やライターのみなさんにお願いした。


オーディオマニアでなければ、10万円というのはかなり大きな金額だと思う。これからオーディオを始めたい方、今よりいい音で音楽を楽しみたい方に参考にしてもらえたらと、今回はあえて「10万円」という上限にこだわった。

選んでいただくにあたり、以下のようなルールを設けた。

ルール1、価格は「定価」または「発売時の市場想定価格」で計算
ルール2、「パソコンはすでに持っている」と想定
ルール3、システムがヘッドホンかスピーカーかは問わない


今回、5人のオーディオ評論家/ライターのみなさんに選定をお願いした。

「価格は現時点の売値で計算した方がいいのではないか」という意見も選者の方からいただいたが、条件を揃えるため「定価」または「発売時の市場想定価格」で計算した。結果として、今回提案してもらったシステムは実質的に10万円よりかなり安く購入することが可能だ。その意味でも初心者の方にとって、より現実的な価格帯のシステムになっている。

各選者には、どういうテーマでシステムを選んだか、また各製品を選んだ理由についても書いていただいた。

「システムがヘッドホンかスピーカーかは問わない」というルールを設けたにも関わらず、多くの方がスピーカーによるシステムを挙げた。10万円という予算ならば、DAP+ヘッドホンでハイレベルなパーソナルリスニングシステムも構築できるし、選択肢も非常に多い。「10万円という予算でもスピーカーを中心とした良質なシステムが構築できる」ことを知ってもらいたいという心情が働いたのではないか(今回の選定に、予算10万円だったらスピーカーとヘッドホンどちらにするかという意図はないのであしからず)。

「実売で」10万円以下という予算なら必ず候補に挙がるような定番モデルが、「定価で」10万円という設定だと提案できないという意見もあった。特に据え置きシステムの場合に多く、DENON「PMA-60」、PIONEER「NC-50」、YAMAHA「WXA-50」、MARANTZ「M-CR611」、各社のネットワーク対応AVアンプなどが、価格設定の関係で入れられなくなった。実売価格は変動も大きく、あえて定価設定で選定いただいたことをご理解いただければと思う。

それでは次のページから、各選者が予算10万円でどんなオーディオシステムを提案したか、またその選定理由を紹介していこう。

>>今回選定に参加した筆者一覧(50音順)
 岩井喬
 逆木一
 高橋敦
 土方久明
 山之内正

岩井喬が選んだ「オーディオの醍醐味を味わえるハイレゾ相当システム」

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