【特別企画】実際に走って試した

スポーツにも、ふだん使いにも。オーディオテクニカの完全ワイヤレスイヤホン「ATH-SPORT7TW」を試す

山本 敦

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2018年12月03日
オーディオテクニカから登場したスポーツ向けの完全ワイヤレスイヤホン「ATH-SPORT7TW」を山本敦氏がレビュー。防水性能や外音取り込み機能などスポーツ向けならではの機能性と、同社らしい高音質を兼ね備えた本機を、山本氏がアクティビティに用いつつリスニングし、その特徴を確認した。

「ATH-SPORT7TW」¥OPEN(予想実売価格23,000円前後)

SONICSPORTシリーズに登場した完全ワイヤレスイヤホン

オーディオテクニカから、この秋に待望の完全ワイヤレスイヤホンが2機種発売された。今回はその中から、スポーツシーンにも最適な「ATH-SPORT7TW」を紹介したい。

「SONICSPORT」はスポーツやエクササイズに用いることを想定したシリーズで、本体に防水・防汗設計を施した無線・有線タイプのイヤホンを中心とする強力なラインナップをそろえる。今回、ここにATH-SPORT7TWが加わったことでさらに厚みが増した。ショップ店頭には各社から様々なスポーツイヤホンが並ぶが、特にオーディオテクニカのSONICSPORTシリーズは、バランスの良いサウンドと快適な装着感に定評がある。筆者もお気に入りのシリーズだ。

日常的にジムなどでのアクティビティを欠かさないという山本氏が、実際にランニング等でATH-SPORT7TWを用いながら、その使い勝手や音質をチェックした

本シリーズから輩出された、オーディオテクニカの先端テクノロジーを搭載する完全ワイヤレスイヤホンなのだから、手放しで歓迎したいところではあるが、敢えてその実力を冷静な目で、実際に試しながらチェックしたいと思う。


丸洗い可能な防水性能を搭載。タッチセンサーによる操作も

まずはATH-SPORT7TWの特徴をおさらいしよう。密閉型の本体にはスポーツシーンに相応しい、まとまりのある力強い音を再現できる5.8mm口径のダイナミック型ドライバーを搭載。カラーバリエーションはGYとBKの2色が揃う。イヤホンの本体、充電器を兼ねたケースともにコンパクトだ。

(GY)

(BK)

イヤホンはIPX5相当の防水性能を備えていて、真水なら洗うこともできる(導管部は防水ではない)。汗や雨に濡れても安心だ。走りながら操作がしやすいよう、タッチセンサー式ボタンを左右の本体に内蔵。選曲やボリューム、その他の機能切り替えをタッチ操作で行える。見た目にボタンらしさを強調しないデザインもいい。ちょうどハウジング側面のブランドロゴが配置されているあたりをタップ/長押しすると、機敏に反応を返してくれる。

筆者がこれからのスポーツイヤホンに大切な機能だと考えている外音取り込み(=ヒアスルー機能)も抜かりなく搭載した。

本体のタッチセンサー、または後述する専用アプリから機能のオン/オフ、ならびに外音取り込みの強度が選べる。屋外でのランニング、あるいは歩きながら音楽を聴くときにも周囲の安全に気を配れる便利な機能だ。それだけでなくスポーツジムなど屋内で体を動かす時にも、トレーニング器具の動作音が聞こえる状態の方が安心感が増すと思う。周囲の人にぶつかったりして迷惑をかける心配も減るので、トレーニングにますます身が入るだろう。


独自の装着スタイルで高いフィット感を実現

ATH-SPORT7TWは独特な装着スタイルによる、耳元への安定したグリップ感を実現した完全ワイヤレスイヤホンだ。耳穴に挿入するイヤーピースのほか、外耳の周囲にまんべんなくフィットするシリコン製のイヤーフィンを使ってダブルで固定する。体をかなり激しく動かしても耳元のイヤホンはビクともしない。とても画期的なフィッティング設計だと思う。

イヤホン部の外周部に独自のシリコン製イヤーフィンを備える

写真のように、イヤーフィンがしっかりとイヤホンを耳に固定してくれる

運動時に加えて、日常生活でも例えば満員電車などで何かに引っかけてイヤホンが外れてしまうというような心配も少なくなるし、使い込むほどに高いフィット効果が実感される。イヤーチップは4サイズのバリエーションとComply製の低反発フォームのチップを同梱。イヤーフィンも4種類のサイズから選んで最適な装着感に調整できる。

ATH-SPORT7TWからイヤーフィンとイヤーピースを外したところ

同梱されるイヤーフィンとイヤーピース。最適なフィット感に追い込める

独自アプリ「CONNECT App」と連携

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