外界をさらに遮断!

鼻が低くても「Oculus GO」なら大丈夫! 日本人向け(?)フェイスカバーの効果を試した

編集部:押野 由宇
2018年06月08日
「Oculus Go」は、スマホもPCも不要なスタンドアローン型VRヘッドセットだ。座っても寝ながらでも、どんな体勢でも使えて、とにかく楽しい。

でも、筆者はどんな体勢で使っていても「ある問題」に悩まされている。それは鼻が低いために、Oculus Goと顔のあいだに空間ができ、外界が見えてしまうということ。没入感の高いVR空間にもかかわらず、現実の光が入り込んでくるのはストレスでしかない。

「鼻ぺちゃ」と言われてきた幼少期の思い出が蘇る。こんなところでコンプレックスを刺激されるとは思わなかった。悔しい。そんな筆者に、そして同じような悩みを抱える方には朗報となるかもしれないアクセサリーが登場した。アジア人の顔の形状に適したフェイスカバー「Fitted Interface」である(関連ニュース)。

日本人向け(?)のフェイスプレート「Fitted Interface」

これは「鼻が低く、頬骨が高い、頬骨が広いユーザー向けに設計した」という。軽いディスなのか? とも思うが、自分の顔を鏡で見たら一語一句として相違ないため、受け入れて購入した。果たしてどの程度の効果があるのかレポートしたい。

まず実物だが、一見ほぼ同じのようで、鼻を収める部分の形状が異なることが分かる。横から見ると分かりやすいが、窪みが浅くなっている。これはフィット感が高そうだ。

左が「Fitted Interface」、右が通常

左が「Fitted Interface」、右が通常。鼻の当たる部分の厚みが明らかに違う

また触ってみると、ところどころ内部のクッションの厚みが違う。定規で図ってみると、通常のフェイスカバーの上部分の厚み(奥行き)が約2.0cmなのに対し、Fitted Interfaceは約2.5cm程度あった。通常のものがヘタった可能性も否定できないが、それにしても形状に違いがある。

通常フェイスカバーの厚み

「Fitted Interface」の方が厚みがある

装着してみる。ファブリックなどは同一なので、肌触りに違いは感じられない。ただ、頬のあたりにフェイスカバーがしっかり当たっている点が何よりも大きく違う。

通常のフェイスカバーでは指2本が入る隙間がある

「Fitted Interface」では指1本が窮屈に入る程度になった

これはと期待を抱いて、視線を下に向けてみる。ちょっとだけ、外が見えた。ただ誤解しないで欲しい、ちょっとだけだ。通常のフェイスカバーでは、「ぽっかり穴が開いた」という表現ができるくらいにしっかりと外が見えていた。小鼻のあたりにあった1cmくらいの隙間を、8-9割はなくすことに成功している。

そのまま映像鑑賞を行う。通常のフェイスカバーでは鑑賞中のスクリーンに固定した視界に、常に外界が入り込む感覚は否めなかったが、少なくとも目線を前に向けている限りは気にならないくらいにこの問題が解消されている。

頬にしっかりフィット。装着感が高まっている

またフェイスカバーが当たる面積が増えていることで、顔の動きへの追従性が高まった。支える箇所が多くなったことで、全体的に装着時の負担が減っているようにも感じる。長時間着けるにあたっては、重量の分散による疲れにくさと蒸れやすくなるという一長一短があるだろう。

Fitted Interface価格は2,500円。本体が23,800円から手に入ることを考えると高いように感じてしまうかもしれないが、Oculus Goを長く使っていくなら、コストパフォーマンスはむしろ良いアイテムだと思う。

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