レーザー走査顕微鏡“LaSCOPE”も発表

“スーパープレミアム8K”やAI活用アプコンなど多彩な展示。アストロデザインがプライベートショー

編集部:小野佳希

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2018年06月13日
アストロデザインは、8K対応業務用機器を始めとした様々な同社製品を展示する業界関係者向けプライベートショーを開催。これにあわせ、独自技術によるレーザー走査顕微鏡 “LaSCOPE” 「LM-9001」の発表会も行った。


■“スーパープレミアム8K” のシアター上映や8K YouTube、8K VRなど展示

8Kや4K対応機を中心に毎回様々な製品の展示が行われる本イベントだが、今年のコンセプトは「8K技術の応用」だとのこと。「技術とアプリケーションを組み合わせ、将来に向けて夢を語る」とし、8K映像制作のさらなる追求、5G時代を見据えた広帯域伝送関連、AIやディープラーニングと8K技術との融合などについての展示を行っている。

エンドユーザーである一般視聴者に比較的近いところでは、同社製8Kレーザープロジェクターを用いた8Kシアターや8K YouTube、8K VRなどの展示が挙げられる。

150インチスクリーンを用いた8Kシアター

8Kシアターでは同社が “スーパープレミアム8K” と位置づける8K/120fps/4:2:0/72Gbpsで自社制作した「甲斐の勝山やぶさめ祭り」や、NHKメディアテクノロジーとNHKエンタープライズによる8K3Dコンテンツ「8K VRシアター Aoi.サカナクション」「8K VRライド 東京VICTORY」を上映。8K YouTubeの展示はYouTubeを表示したPCモニターが置いてあるだけの簡単なものだったが、「我々としても、動画配信もそう遠くない時代に8Kになるだろうと見据えて活動している」(同社スタッフ)とのことだった。

8Kレーザープロジェクター

120fpsの8Kを“スーパープレミアム8K”と定義。スポーツなど動きの早い映像への表現力をアピールした


YouTubeは2015年から8Kに対応している

8K VRは、同社製カメラ「CM-9010-A」に魚眼レンズを装着して撮影した8K動画をベースに360度VRコンテンツを制作したというもの。従来よりも手軽にVRコンテンツ制作を行える点をアピールしていた。

椿山荘東京の庭園を8K撮影してVRコンテンツ化したものを体験できるようにしていた

「CM-9010-A」に魚眼レンズを装着

そのほかでは、NHKおよびLGと共同で開発を行っている8Kシートディスプレイなども展示。これは先日のNHK技研公開でも披露されていたもので、会場ではその薄さと画質を実際に体験することができた。

8Kシートディスプレイ

■2K→8Kアプコンにディープラーニング活用

ディープラーニングの活用においては、2Kから8Kへのアップコンバートを想定した技術展示を展開。解像度256×256の元データから1,024×1,024へ16倍のアップコンバートする際に、2,000枚の静止画を基にしたディープラーニングでの学習を10回繰り返したものと50回繰り返したものの比較デモを披露している。

8KのIP伝送や新4K8K衛星放送関連展示も

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