部屋の明るさを自動で感知して調整

リビングに相性抜群のフルHDプロジェクター、エプソン「EH-TW6700W」をレビュー

折原一也

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2018年03月30日
エプソンのホームプロジェクター “dreamio” シリーズはフルHD画質、4K画質と多数の製品ラインナップを誇るが、そのなかでも「EH-TW6700W」は、フルHDパネル搭載で明るさ重視、ワイヤレス接続にも対応する名機だ。

「EH-TW6700W」

2016年9月発売で、エプソン初の4K相当の高画質とHDR対応を実現したプロジェクター「EH-TW8300/W」(関連記事)と同時に登場。発売から既に約1年半が経過したモデルではあるが、その品質は現在においても一級品だ。そんなフルHDプロジェクター最上位モデルの実力を検証していこう。


圧倒的な “使いやすさ” が特徴の機能面

まず、EH-TW6700Wはどんなプロジェクターなのか。エプソンの開発した3LCD方式0.61型ワイドポリシリコンTFT液晶パネルを搭載し、フルHDプロジェクターに最大3,000ルーメン、コントラスト比70,000:1を実現。高輝度かつ、フル10bitカラープロセッシングの色再現性を持つハイスペックモデルというのが基本的な位置づけとなる。エプソンのフルHDプロジェクターとしては「EH-TW5650」(関連記事)も人気だが、こちらは明るさ2,500ルーメン、コントラスト比60,000:1のスペックなのでEH-TW6700Wがワンランク上だ。

EH-TW6700Wを設置してみると、本体こそフルHDのハイエンドだけに410mm×304mm×157mmとやや大柄(あくまでフルHD機のなかでという話で、4Kモデルよりは一回り小さい)ではあるが、エプソンは国内メーカーだけに日本の住宅事情を知り尽くしており、自由度の高い設置機能は格別。1.6倍マニュアルズームフォーカスレンズだけでなく、左右24%、上下60%のレンズシフトにも対応し、苦労して真正面を確保していた格安プロジェクターの類とは一線を画する便利さだ。平行な正面付近の場所さえ確保すれば、上下左右のシフトを駆使して好きな所へと投写できる。

レンズシフトやズーム、ピント調整は本体から行える

本体天面部のボタンからは台形補正などの操作が可能。輝度センサーも備える

製品名称にもなっているEH-TW6700Wの “W” とは、60GHz帯のワイヤレスAV伝送技術「WirelessHD」への対応を意味する。専用の「WirelessHDトランスミッター」を介したワイヤレスでの映像入力に対応するので、ケーブルの煩わしさも気になる事がない。トランスミッターのサイズはコンパクトで、プレーヤーと並べてテレビボードなどに収納可能だ。

本体背面にHDMI×2、ミニD-Sub15pin×1を備える

「WirelessHDトランスミッター」(写真右)はコンパクトなので、プレーヤーの近くに設置すれば邪魔にならない

エプソンの “dreamio” はリビングシアターの代名詞とも呼べるブランドだが、その配慮のすべてが行き届いた作り込みがEH-TW6700Wの大きな特徴といえる。

フルHDとは思えない描写性能の高さ

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