本格ナビやApple「CarPlay」に対抗できるか?

Googleのカーナビ「Android Auto」ついに上陸!使い勝手&精度を試してみた

会田 肇

前のページ 1 2 3 次のページ

2016年07月22日

日本で対応したのは、ホンダのアコード ハイブリッドLX/EX、アウディのQ7、A4、フォルクスワーゲンのGolfやPoloシリーズ、マセラティのクアトロポルテやギブリシリーズなど。GMもシボレーの「MyLink」やキャデラックの「CUE」などに対応予定と聞いている。

また、ディーラーオプションナビとしては日産が新型セレナ用に用意した『MM516D-L』『MM516D-W』で対応。市販ナビではパナソニック『CN-F1D』がAndroid Auto対応として販売を開始している。

AndroidAutoに対応する新型セレナ用の9型ナビ「MM516D-L」(ダッシュボード内)

Android Autoで利用できるのは、Googleマップを使ったナビゲーション機能と、オーディオを担当するGoogle Play Music、そしてハンズフリーとして使える電話など。これらの機能を車載機側で反映し、コントロールできるようになるのがAndroid Autoの主たる機能だ。

音楽用タグを選ぶとスマホ内の音楽を再生。ボイスコントロールで曲の絞り込みも行える

スマホ内にある通話先へもボイスコントロールで「△△へ電話をかけたい」と告げるだけ

Android Autoがインストールできるのは、Android 5.0.0(Lollipop)以上のスマートフォンが対象で、アプリはGoogle Playから無料でダウンロードができる。

■Android Autoをいち早く体験

さて、日本で利用できるようになったAndroid Autoだが、正式版がリリースされる前にβ版でその感触を試すことができた。車載機側の機材はパナソニック・CN-F1D。スマートフォンはNexus5Xを組み合わせて使用した。

AndroidAutoを終了したい時は右下アイコンを選ぶ。これでカーナビ本体側のナビモードに戻る

CN-F1DとNexus5XをUSB接続すると、CN-F1Dのメインメニューには「android Auto」のアイコンが表示される。ここをタッチすると、そこからCN-F1DはAndroid Autoモードに切り替わる。

「Android Auto」はメインメニューの中央下にある専用アイコンを押すことで起動した

音声ガイドのON/OFF、目的地情報を表示したりなど、AndroidAutoの詳細な設定も可能

メニューは実にシンプルなもので、ユーザーが使ってきた履歴が反映されている。現在地の位置や気温、最近目的地に設定した場所、最後にだけた電話履歴など直近の情報がリスト表示されている。

「AndroidAuto」のメインメニュー。ユーザーの利用履歴を元に直近の情報が表示される

さらに、メニュー画面の最下段には左からナビゲーション/電話/ホーム/音楽/終了ボタンの5つのアイコンが並ぶ。タグスタイルなので操作はすぐに理解できるだろう。

機能面での最大のポイントはメニュー画面の右上に表示されるマイク表示だ。ここを押すとボイスコントロールが起動し、基本操作のほんとどは音声入力でできるようになるのだ。

メインメニュー右上にあるマイクロフォンのアイコンを押すとボイスコントロールが起動

目的地入力から通話先、音楽までを音声で一発で絞り込め、その認識率はかなり高い。「○○に行きたい」「△△さんに電話」といった会話形式でも何らストレスなく検索することができた。これならコンビニやガソリンスタンドなど、走行中に思いついた場所を中継地点として設定するのも容易で、安全面でも大いに貢献することだろう。

ボイスコントロールを使って「三井アウトレットパーク木更津」をダイレクトに呼び出し

走行中に立ち寄りたくなった施設もボイスコントロールを使えば即座にリスト表示する

■ルートガイドはかなりシンプル

一方で、ルートガイドはかなりシンプルなものだ。分岐点では交差点名を読み上げるわけでもなく、右左折の案内をするだけで拡大図もなし。ただ、分岐点に近づくにつれ、地図スケールを自動的に拡大する機能は備わっていた。

交差点名は読み上げないものの、分岐点までの距離や分岐後の進行方向、車線もガイド

CarPlayにはないAndroid Autoならではのメリット

前のページ 1 2 3 次のページ

関連リンク

関連記事