【特別企画】美しいデザインと高音質を兼備

VGP審査員がコスパに驚嘆。価格からは信じられないサウンドのハイレゾイヤホンを発掘!

鴻池 賢三

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2015年11月18日

スマホを軸とするモバイルライフを変革するため、美しく機能的なプロダクトを提供するというのが、同社の全ての製品の根幹にある。

一方、近年は定額制音楽配信サービスの台頭も含め、スマホを音楽プレーヤーとして利用するユーザーはさらに増加傾向にある。またハイレゾ対応モデルなど、音質にこだわった製品が増えているのも事実だ。

そうした経緯から、スマホの取り扱いに精通する携帯キャリアが考える「最良の音楽試聴体験を提供」という発想に至ったと言う。それをさらに具体的にしていった結果「基本に忠実な製品開発」と「原音再生」というコンセプトが生まれ、「SE-5000HR」が開発された。

丁寧な基本設計によって共振を徹底排除

「SE-5000HR」は密閉タイプのカナル型イヤホンで、ドライバーは直径8mmのダイナミック型を採用する。スペック面では再生周波数帯域が5Hz-45kHzと広く、日本オーディオ協会が定めるハイレゾロゴも取得している。

パッケージにハイレゾロゴ


デザインは金管楽器をモチーフにした造型が特徴。アルミの素材感が高級感を演出している。カラーバリエーションはブラック、カッパー、ゴールドの3色で、ブラックはアダルトなモノトーン、カッパーとゴールドは品の良いツートーンで、大人のアクセサリーとしても通用する洗練された美しさが印象的だ。

SE-5000HR(ブラック)

SE-5000HR(カッパー)

SE-5000HR(ゴールド)

末広がりの造型はデザイン性だけを考えたものではなく、対向面を非対称にすることでフラッターエコーの抑制と、それによる解像度の向上も狙っている。

音質面では、ケーブル接合部、胴体部、これらの接合部、ノズル部と4つのパーツで構成することにより、各パーツの固有振動を分散して共振を抑えるという丁寧な基本構造が興味深い。

各パーツの固有振動を分散して共振を抑える基本構造

Floating Cabinet構造

また、大口径のノズル部にドライバーを近接配置することで、高域の減衰を抑制。これは同時にバックキャビティーの空間的余裕を生み、低域の再生にも有利に働く。シンプルな構造で音質を阻害する要因を排除する設計が、最終的な音質に現れるのは間違いない。

競争が激しくなるイヤホン市場では、他の製品との差別化を意識し過ぎてか、複数のドライバーを用いた複雑な構造の製品が増える傾向にある。それらとの違いを確認するのも楽しみだ。

「SE-5000HR」の使い勝手や音質をチェックする

携帯電話との親和性や、通話環境をより快適にしたいという基本思想を持つ「SoftBank SELECTION」。当然、本機にもマイク付きリモコンが付属し、ヘッドセットとしても利用できる。

マイク付きリモコン

裏にはブランドロゴ

リモコンはワンボタンで着信時の通話開始、音楽再生、音声検索に対応。iPhoneと組み合わせて音楽を聴く場合、ワンクリックで再生または停止、2回素早くクリックすると次の曲にスキップ、3回素早くクリックするとスキップバックといった具合だ。

気になる音質は? 驚異のクオリティに迫る

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