7Hz〜40kHzの広帯域再生に対応

フィリップス「F1」レビュー - ハイレゾをカジュアルに楽しめるヘッドホン

中林 直樹

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2015年06月23日
フィリップスのハイクオリティオーディオライン、「Fidelio(フィデリオ)」シリーズ。そこに4モデル一気に新製品が投入された。いずれもポータブルユースを想定したヘッドホンだ。

「M2L」(関連ニュース)はLightning端子とD/Aコンバーターを装備し、iOS端末とデジタル接続を可能にしたモデル。「M2BT」(関連ニュース)はBluetoothの高品位コーデックaptXを採用したワイヤレスタイプだ。「NC1」(関連ニュース)は同シリーズ初となるノイズキャンセリングヘッドホン。そして、ここで紹介する「F1」(関連ニュース)」はハイレゾ対応ポータブルヘッドホンとなる。それぞれに昨今のトレンドを上手く消化した特徴あるモデルだ。

Fidelio「F1」¥OPEN(市場想定価格22,000円前後)

さて、F1がハイレゾ対応と謳うゆえんは、7Hz〜40kHzという広い再生周波数帯域を獲得したことにある。

40mmドライバーユニットはマグネットにネオジウムを採用。ハウジングは小振りの密閉型、オンイヤータイプとしている。その内部にはバスレフ構造を採用。これによってコンパクトなボディでも、豊かで自然な低域を創出させる狙いだ。

口径40mmのネオジウムマグネット採用ドライバーを搭載

ちなみに、同シリーズの密閉型オンイヤーモデルには「M1MKII」があるが、さらなる小型軽量設計(本体は108g)を目指しているようだ。実際に装着してみると、側圧がやや強めでオンイヤーとはいえ、ホールド感が高く、低反発フォームのイヤパッドのおかげで遮音性にも優れている。

低反発フォームのイヤパッド

ハウジングにはアルミニウムを採用。また、外側はややグロッシーな仕上げとしており、Fidelioのロゴもまばゆい。さらにヘッドバンドには高品質レザーを使用しており、このシリーズに共通する洗練された佇まいを醸している。

ハウジングにはアルミニウムを採用

ヘッドバンドには高品質レザーを使用

ハイレゾ音源を使ってそのサウンドを検証する

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