【特別企画】連載第1回:“プレミアム4K”モデルを徹底解説

最上位4Kレグザ「Z10X」高画質化の裏付けとは?

山之内 正

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2014年11月10日
■4Kチューナー搭載の新レグザ「Z10X」

4Kテレビを次のステージに引き上げるため、東芝は“REGZA(レグザ)”Z10Xシリーズを3つのポイントで進化させてきた。その3つとは、4Kチューナー内蔵、画質のリファイン、使い勝手の向上という、いずれも本質的な進化だが、このパートでは2番目の画質のリファインに注目し、概要を紹介することにしよう。

レグザ Z10X。「VGP 2015」総合金賞も受賞している

「VGP 2015」総合金賞も受賞した今回の新モデル、Z10Xのベースは5月に発売されたZ9Xシリーズで、液晶パネルと映像エンジンなど、ハードウェアの核になる部分は大きくは変わっていない。65型、58型、50型いずれもVA方式の4K液晶パネルと直下型LEDバックライトを組み合わせており、パネルは今回も広色域タイプを採用。それにもかかわらず本質的な画質のブラッシュアップを実現できたのは、バックライト制御や映像処理などソフトウェアの内容を大幅に見直したことが理由で、その中身は僅か半年間でのリファインとは思えないほど充実している。

65型/58型/50型の3サイズで展開

なお、今回からLEDバックライトを「全面直下型」と呼んでいるのはエッジ型との違いをわかりやすくアピールするためだ。

エッジ型バックライトと直下型バックライトの効果イメージ。エッジ型(左)では制御できるLEDの数が少ないため、輝きや色彩、コントラストがやや低くなりがちに。一方、直下型(右)では緻密なエリアコントロールが可能になり、より幅広い色彩やキメ細やかな黒の質感を再現できる

エリア制御の分割数も公表していないが、公開されているカットモデルを見る限り、LEDの数は数百を越え、かなり細かいエリア分割が行われていることが想像できる。また、Z9Xは今後も継続販売されるため、Z10Xと同時登場のJ10Xシリーズも含め、レグザの4Kモデルは計11モデルに及ぶ。

J10Xを同時発表したほか、春夏モデルのZ9XとJ9Xの販売も継続

画質ブラッシュアップの最大のテーマはコントラストのさらなる向上

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