【特別企画】高い安定性・信頼性の理由に迫る

ウエスタンデジタルのNAS用HDD「WD Red」がネットオーディオに最適な理由とは?

山之内 正

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2014年04月02日
音楽配信やネットオーディオが隆盛を極める中で、音楽ファイルを保存する「HDD(ハードディスク)」の信頼性や安定性はますます重要になっている。そんな中、“NAS用HDD”として高い評価を得てきたのがウエスタンデジタル社の「WD Red」だ。なぜWD Redはネットオーディオに適しているのか、山之内正がその理由に迫った。

Western Digital「WD Red」

■ファイル再生が主流になることでさらに高まるHDDの重要性

ディスク再生につきまとう様々な課題を解決すること、それがネットオーディオがもたらす大きな利点の一つだ。例えばCD再生は物理的な変動要素が大きく、ピックアップのサーボなど負荷が大きな回路の存在が音質に影響を及ぼす。

一方、ファイル再生はストレージにHDDを用いた場合でも光ディスクに比べると読み取り条件ははるかに安定しており、メディアごとの偏差に悩まされる心配もない。ファイル再生は条件さえ整えば、本質的にディスク再生よりも音質面で有利な方法なのだ。

ところで、HDDからデータを読み出すネットワーク再生にも音質が劣化する要因がないわけではない。DLNA再生ではNASにデータを保存することが多いが、動作音が大きかったり、振動やノイズを発生するなど、NAS自体を原因とする音質劣化が起こる場合がある。また、NASの使い方やHDDのグレードによっては耐久性や信頼性に違いが生じる場合があり、CD再生に比べると音が変わる要因は少ないとはいえ、データの保全や管理の視点から見て一抹の不安を感じてしまう。

■独自ファームウェア「NASware2.0」でNASへの最適化を実現

そこで重要になるのがHDDの品質と基本性能だ。これまでNASはともかく、HDDのメーカーや型番まで気にする場面はあまりなく、どちらかというと黒子的な存在だった。しかし、実はNASのクオリティを左右する重要な要素としてHDDを見逃すことはできない。

「WD Red」は3.5インチモデルが4/3/2/1TBの4機種、2.5インチモデルが1TB/750GBの2機種を用意する

ウエスタンデジタル(WD)の「WD Red」は、NAS用途に照準を合わせて開発されたHDDで、内蔵ドライブを選べるタイプのNASとの組み合わせで定番になりつつある注目モデルだ。3.5インチと2.5インチを揃えたラインナップのなかには4TBの大容量ドライブも用意しており、選択肢が広いことも注目に値する。

WD Redは独自ファームウェアである「NASware2.0」を搭載することで、NAS用のドライブに求められる複数の条件を満たしている。なお、ウエスタンデジタルがWD Redにおいて「NAS用」の特徴として掲げているのは以下のようなものだ。

<WD Redの特徴>
・ 世界初のNAS向けに開発されたHDD
・ NASware2.0テクノロジーによってNASに最適化
・ 3D Active Balance Plusで振動からHDDを守る
・ 24時間365日の稼働保証
・ 3年間の製品保証
・ 数多くのNAS筐体への互換性


これらの項目を踏まえながら、WD Redが「NAS用」HDDとしてネットオーディオ用途に向いていると言えるのか、具体的に確認していこう。

「24時間365日の稼働保証」を実現したHDD

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