山之内 正が「LC-70X5」の画質を検証

巨大画面で「世界が変わる」 − 液晶テレビ最大の70インチ “AQUOS” を徹底視聴

山之内 正

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2012年03月21日
視聴スタイルの変化と低価格化に後押しされて1世帯当たりのテレビ所有台数が増え、いまや1部屋1台または1人1台という環境は珍しくなくなった。パーソナル用途のテレビは中型以下のサイズを選ぶ例が多いから、32V型やそれ以下のテレビがよく売れている。

そんななか、いま一度見直されているのが、大画面が生み出す価値の大きさだ。リビングのテレビを買い換える機会に55V型やそれ以上の大画面モデルを選ぶという選択肢が、いま再び注目を集めている。

数年前に60V型や65V型の薄型テレビが登場したときはまだ高価でハードルが高かったが、いまは同じサイズの大画面テレビをかつての半額以下で購入できる例もあり、予定したサイズよりもさらにひと回り大きなテレビにアップグレードするケースもあると聞く。

そうなると少しでも大きな画面を選びたくなるものだが、その期待に応え、大型テレビを次々に送り出しているのがシャープである。

日本では60V型4機種、70V型2機種を揃え、北米では80V型の製品も投入、大画面志向を以前よりも加速させている。なかでも70V型は日本の家庭でも設置のハードルがそれほど高くない。70V型を越える大画面テレビは一部の人のもの、とお考えの方もいるかもしれないが、決してそんなことはない。シャープは「12畳を超えたら70V型」と謳っており、70V型は画面から約2.5mがベストポジションなのだという。ある程度の広さがあるリビングなら十分設置できるし、それによって映像の迫力は大きく高まるのだ。

特に、今回視聴した液晶テレビ“AQUOS"の最上位モデル「LC-70X5」はエリア駆動方式の直下型LEDバックライトを積み、3Dにも対応する高機能モデルで、画質面でも注目度が高い。

音元出版の視聴室に置いた「LC-70X5」と山之内氏。比べてみるとその画面の大きさがよくわかる

■AQUOS最上位モデル「LC-70X5」の概要

「LC-70X5」のパネルはもちろん4原色の「クアトロン」を採用。バックライトスキャンを組み合わせた240Hz駆動によって応答性の改善を図っていることもポイントだ。

クアトロンパネルを採用

シルバーフレームを用いた上質なデザインもLC-70X5の特徴だ

明るさの均一性やコントラストなど詳細な画質基準を定めたTHXの認証を2Dと3Dの両方で得ていることも他機と異なる点で、「映画THX」モードを選ぶとフィルムらしい豊かな色再現や階調特性が得られる。

ネットや録画など機能も充実

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