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「Quantum」シリーズ初

JBL、デュアルコンデンサーUSBマイク「Quantum STREAM」。単一/無指向性を切り替え可能

公開日 2022/03/17 07:00 編集部:松永達矢
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ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのデュアルコンデンサーUSBマイク「JBL Quantum STREAM」を、3月25日に発売する。価格はオープンだが、JBLオンラインストアでの販売価格は11,000円(税込)。

「JBL Quantum STREAM」

単一指向性用と無指向性用の14mmエレクトレットコンデンサーマイクモジュールを2基搭載した、ゲーミング用オーディオデバイス「JBL Quantum」シリーズ初となるデュアルコンデンサーUSBマイク。CES 2022で発表されたモデルの国内展開が決定した格好だ。マイクの指向性は本体ボリュームボタンから切り替え可能で、それぞれ専用のモジュールで収音するため、切り替えによる音質の劣化がないとしている。

本体内部は、低音域周波数帯が起因となるノイズを吸収し、サウンドを変化させることなく最適なオーディオストリーミングを実現する衝撃吸収設計のショックマウント構造を採用。一般的なコンデンサーマイクの高感度ゆえに周囲の環境ノイズを収音してしまうというデメリットを排除することで、クリアな録音を実現しているという。

外観はメタルリング、アイアンネットなどの採用で高級感ある仕上がりを実現。同シリーズのゲーミングスピーカー「JBL Quantum DUO」にデザインを寄せているため、セットで使用することでデスク回りに統一感をもたらすと同社はアピールしている。

また、追加パーツなしで卓上置きのほか、カメラ三脚、ブームアームの取り付けが可能で、リバーシブルスタンドは360度の角度調整ができる。

マイクの上部にはミュートのオン/オフや、長押しでRGBライティングのオン/オフ操作に対応するマルチファンクションボタンを装備。本体下部のRGBライトは動作に応じて色が変化し、設定状況を一目で確認できる仕様となっている。また底面には、USB端子のほか、ヘッドセットと接続可能な3.5mmジャックを搭載。自分の声をリアルタイムで聴くことができる「サイドトーン(側音)」機能に対応する。

マイク上部にマルチファンクションボタンを装備

本体下部には3.5mmジャックを備える

シリーズ専用ソフト「QuantumENGINE」からは、ライティング機能を持つリングインジケーターのRGBカラー、マイクのミュートと解除、マイク極性パターンの選択などの調整を行うことが可能。イコライザー設定は「配信向け」「会議用」などのプリセットも備える。また本モデルより、本体に接続しているヘッドセットの設定も同時に行うことができるようにアップデートされる。

専用ソフトウェア「QuantumENGINE」を用いて各設定を変更可能

対応サンプリングレートは最大96kHz/24bit、周波数特性は20Hz - 20kHz、感度は-37±3dB (1 kHz@I Pa, 0 dB=1v/Pa)、ヘッドホン部のインピーダンスは>16Ω、S/N比率は90dB。外形寸法は80W×174H×80Dmm(スタンドベース最大幅/スタンドベース含む)。質量は約248g。付属品として190cmの接続用USBケーブルを備える。

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