新ワイヤレス充電機能も

アップル、5G対応「iPhone 12」。新デザイン、5色展開、カメラや画面強化

PHILE WEB編集部
2020年10月14日
アップルは、5G通信に対応したスマートフォンの新モデル「iPhone 12」を発表した。発売は10月23日で、予約受付は10月16日午後9時より開始する。

アップル「iPhone 12」

価格は256GBモデルが101,800円/128GBモデルが90,800円/64GBが85,800円(いずれも税抜)。カラーバリエーションはホワイト/ブラック/ブルー/グリーン/レッドの5色展開となる。

従来のiPhone 11と比較して11%薄型化。外形寸法は71.5W×146.7H×7.4Dmm、質量は162gとなる。5Gに対応できるよう、本体側面は平面になっており、アルミニウムフレームを囲むようにアンテナを配置している。なお、今回発表したiPhoneはすべてのモデルが5Gに対応している。

画面は6.1インチの「Super Retina XDR」有機ELディスプレイ。200万対1のコントラスト比を実現し、HDRもドルビービジョン/HLG/HDR10に対応した。最大輝度は標準時625nit、HDR時1,200nit。

6.1インチの「Super Retina XDR」有機ELディスプレイを搭載する(画像下)

ディスプレイを保護する素材には、“ガラスを超えた素材”と同社が説明する「セラミックシールド」を採用。耐落下性能をこれまでの4倍に高めた。

5Gについては、ドコモ、ソフトバンクを含む世界の100以上のキャリアとテストしたという。sub-6では、理想的な環境では3.5Gbpsのダウンロード速度が出るとしている。また、アメリカではミリ波にも対応し、最高で4Gbpsでのダウンロードが行えるという。

搭載するプロセッサーは「A14 Bionic」で、従来より微細な5nmプロセスルールで製造し、性能と電力効率を向上。6コアCPUと4コアGPUを備え、グラフィックス性能をこれまでと比べ最大50%向上させた。16コアのニューラルエンジン、MLアクセラレーターを備え、機械学習の能力も高めた。

これらのプロセッシングパワーによって、コンソールゲーム機レベルの体験ができるという。発表会の映像では、著名なe-sportsゲームタイトル「リーグ・オブ・レジェンド ワイルドリフト」を快適にプレイできる様子が紹介された。

背面カメラは、超広角/広角の2カメラ構成。画素数はともに12メガピクセル。広角カメラのf値は1.6で、取り込める光量は27%向上。また、超広角/広角どちらの撮影でも暗い場所を感知すると自動的に「ナイトモード」が起動。低照度下での撮影がこれまで以上に容易になったとしている。

2カメラ構成で、低照度下での撮影が強化された

その他の撮影機能として、ホワイトバランス/コントラスト/テクスチャ/彩度等を自動的に最適化する「スマートHDR 3」、背景をぼかして被写体を際立たせるポートレートモード、6種類の照明エフェクト等を搭載。

さらに、動画は4K/30pのドルビービジョン撮影に対応。ドルビービジョンではない4K動画は、4k/60p撮影が行える。写真アプリ/iMovie/Clipsでの編集や、AirPlayにてテレビ等で再生することも可能としている。

ワイヤレス充電も改良し、「MagSafe」という新たな技術を採用。マグネットでワイヤレス充電機とiPhone本体を固定し、確実かつ安全に、最大15Wで充電できる。MagSafe充電器は別売りのオプションとしてラインナップされ、加えて本体に取り付けたままMagSafe充電が可能な専用ケース/レザーウォレットも販売する。Apple Watchと同時に充電できる折りたたみ式充電器も開発/発売するという。

充電器が磁力で適切な位置に固定されるワイヤレス充電「MagSafe」を採用。装着したままでも充電できるケース/ウォレットもラインナップされる

オーディオでは、ドルビーアトモス規格に対応しているほか、空間オーディオ再生も可能としている。

バッテリー持続時間は、ダウンロードしたビデオ再生時で最大17時間、オーディオ再生時で最大65時間。

なお、イヤホンや電源アダプターは同梱していない。これは、多くの内蔵イヤホンやアダプターが使われていないことを受けたもので、これにより炭素の排出量を抑えられ、環境保護対策を強化する目的があるとのこと。

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