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マルチデバイス再生などにも新対応

サイバーリンク、YouTubeの8K再生にも対応する動画ソフト「PowerDVD 20」

2020/04/14 編集部:小野佳希
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サイバーリンクは、YouTube上の8K動画再生やマルチデバイス再生、端末をまたいでのレジューム再生などへ新たに対応した動画プレーヤーソフト「PowerDVD 20」を発売した。ダウンロード版の販売を開始しており、パッケージ版は5月15日の発売。それぞれバージョンごとの価格は下記の通り。

PowerDVD 20

■ダウンロード版
PowerDVD 365 1年版 5,940円(税込)
PowerDVD 20 Ultra 11,800円(税込)
PowerDVD 20 Ultra アップグレード版 (Ver18/19 から) 9,800円(税込)
PowerDVD 20 Pro 7,200円(税込)
PowerDVD 20 Standard 4,800円(税込)

■パッケージ版
PowerDVD 365 1年版 5,940円(税込)
PowerDVD 20 Ultra 13,200円(税込)
PowerDVD 20 Ultra 乗換え・アップグレード版 11,000円(税込)
PowerDVD 20 Ultra アカデミック版 9,350円(税込)
PowerDVD 20 Pro 7,480円(税込)
PowerDVD 20 Pro 乗換え・アップグレード版 5,500円(税込)
PowerDVD 20 Standard 4,950円(税込)

全バージョン共通の新機能として、HDR 10動画をSDRモニターに最適化したカラーにリアルタイムコンバートするHDR to SDR機能を搭載。10bit、HEVC / VP9 のHDR 10動画ファイルのコンバートに対応する。

そして「365」および「Ultra」限定で「マルチデバイス再生」「クロススクリーン再生」といった新機能を搭載。加えて、既存機能も強化した。以下、両バージョンのみの新機能や機能強化について紹介する。

マルチデバイス再生では、PowerDVDライブラリ内の動画、音楽、写真を家庭内 LAN、WiFiで共有可能。スマートフォン、タブレット、パソコンなど複数のデバイスで同じコンテンツを再生できる。

クロススクリーン再生は、再生するデバイスを途中で変更しても、最後に視聴していた位置から続けて再生できるというもの。パソコンからスマートフォンなど、異なるデバイスでも対応可能。

Webブラウザでのコンテンツ再生にも新対応。PowerDVDがインストールされていないパソコンでも、Webブラウザから共有されたコンテンツを再生できるようになった。本機能はWindowsだけでなく、MacOS上のSafari、Chrome、FireFoxからの再生にも対応している。

ディープラーニングによるAI顔認識エンジン「FaceMe」も新搭載。写真の中の顔を検出して、人物ごとに分けて管理、表示が可能。

動画再生機能はYouTubeの8K動画再生に対応。ネット速度が8K再生に不足していてもピン留め機能によりローカルで再生できる。

100GBのクラウドスペースで動画、写真、音楽をバックアップ&管理できる「サイバーリンククラウド」も利用可能。家族や友人にアップロードしたコンテンツを共有でき、PINコードによる保護、有効期限の設定にも対応している。

スマートフォンにはAndroid/iOSアプリ「PowerPlayer」を提供。 サイバーリンククラウドやスマートフォンにあるコンテンツを再生できる。また、オフライン再生用にサイバーリンククラウドからコンテンツをダウンロードすることも可能。

そのほか、映像をより美しく、より鮮明にするという技術「TrueTheaterテクノロジー」も引き続き搭載。SDR映像のHDRアップコンバート機能や、2D映像のリアルタム3Dに変換再生機能などを利用できる。

なお、HDRアップコンバートと3D変換以外のTrueTheaterテクノロジーは365/Ultra以外のバージョンも継続搭載。映像を分析し鮮やかさや色合いを最適化した色彩を表現するという「TrueTheater Color」や、通常の2chサウンドを疑似的にサラウンドサウンドへ変換して再生する「TrueTheater Surround」などの機能を備えている。

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