専用アプリもラインナップ

<IFA>カシオ、スマートアウトドアウォッチ“PRO TREK Smart”「WSD-F30」。最長1ヶ月の連続動作が可能

編集部:成藤正宣
2018年08月31日
カシオは、ドイツ・ベルリンで開催される展示会「IFA2018」の開幕に先立ち、プレスカンファレンスを実施。スマートアウトドアウォッチ“PRO TREK Smart”「WSD-F30」を発表した。日本国内では2019年1月に発売され、価格は61,000円(税抜)。

「WSD-F30」

発表会では同社の海外営業統括部長 山下和之氏が製品解説を担当。カシオが時計メーカーとして、ウェアラブル製品に提供する価値についても合わせて言及した。

カシオ山下氏

また、Wear OSのエンジニアリングディレクターを務めるMiles Barr氏や、WSD-F30向けに提供されるアプリベンダーの代表者らも出席し、各機能の解説を行った。

Wear OSのエンジニアリングディレクター、Barr氏

WSD-F30向けアプリを開発するベンダーから代表者が集った

“PRO TREK Smart”は、同社のアウトドアウォッチブランド“PRO TREK”の流れを汲んだ、AndroidベースのOS「Wear OS by Google」を搭載したスマートウォッチ。2016年に第1弾となる「WSD-F10」、2017年に機能向上モデル「WSD-F20」を発売しており、WSD-F30は第3弾モデルとなる。

“PRO TREK Smart”は2016年から展開されているスマートウォッチ

WSD-F30はこれまでのPRO TREK Smartシリーズ同様、米軍装備に用いられているMIL規格(MIL-STD-810G)に準拠した高い耐久性、カラー液晶とモノクロ液晶の2層構造ディスプレイ、オンライン/オフラインどちらでも表示できる地図、アプリによる拡張性等を大きな特徴としている。

従来通りの耐久性や地図機能に加え、コンパクト化、バッテリー持ちの向上を行った

それに加え、WSD-F20よりケースサイズを縦1.2mm、横3.9mm、暑さ0.4mm削減して小型化。さらにパワーマネジメントのアルゴリズムを変更することで、バッテリー持ちを改善したとする。

有機ELカラーディスプレイやGPS、Bluetooth/WiFiなどの機能をフルに活用できる、一般的なスマートウォッチ同様の通常モードでは、最長で約1日半の連続使用が可能。WSD-F30ではそれ以外に、「マルチタイムピース・モード」「エクステンド・モード」という2種類の表示モードを搭載する。

必要とする機能/バッテリー持ちに応じ、3種の表示モードを搭載

「マルチタイムピース・モード」では、Wear OSを停止し、時計、コンパス、気圧計、高度計の4項目をモノクロ表示。約1ヶ月の連続動作が可能で、長期の登山などにも耐えられるようになる。

マルチタイムピース・モードは従来モデルより表示される情報量が増えている

「エクステンド・モード」はWSD-F30から新しく搭載される表示モードで、モノクロ表示を主体としつつ、ボタンを押すことで任意にGPSやカラー地図の表示が可能。これにより、エクステンド・モードでは約3日間の連続動作が可能となっている。

必要な時にカラーマップを呼び出すことで、バッテリー持ちを延長する

スマートウォッチとしては、ハイキング、ゴルフ、乗馬、スイミング、サーフィン、スキー、釣り等々、さまざまなシチュエーションをサポートするアプリを利用可能。WSD-F30向けに最適化されたアプリを複数ラインナップしており、タッチ操作に加え、音声操作やボタン操作に対応する。

様々な専用アプリをラインナップ

タッチや音声、本体に備えるボタンで操作できるよう最適化されるという

搭載されているWear OS自体もGoogleアシスタントをはじめ、通知の表示、活動計機能「Google Fit」、翻訳機能「Google Translate」など多くの機能を備えている。

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