HDR10+とドルビービジョン両対応

<IFA>パナソニックの最上位UHD BDプレーヤー「DP-UB9000」、1,000ユーロ前後で9月発売

編集部:風間雄介
2018年08月30日
パナソニックはIFA 2018の開催に合わせて、UHD BDプレーヤー「DP-UB9000」を正式発表した。パナソニックが推進するHDRの新規格「HDR10+」のほか、ドルビービジョンにも対応したモデルとなる。欧州での販売価格は1,000ユーロ前後で、欧州ではこの9月から発売を開始する。

パナソニック「DP-UB9000」

背面端子部。XLRバランス出力や7.1chオーディオ出力端子を装備

本モデルは春にプレスリリースが出され(関連ニュース)、その後5月にミュンヘンで行われたHIGHENDでも展示された。

今回のIFAには、英国モデルのDP-UB9000と、ドイツでのDP-UB9004が置かれており、いずれもほぼ同じ仕様とのことだ。

映像処理エンジンは独自の「HCX」プロセッサー。さらにマルチタップ処理によるクロマアップサンプリング処理も引き続き搭載しており、本機はフルHD映像を4Kへダイレクトにクロマアップサンプリングすることが可能だ。

HDRに関しては、テレビ側のHDRトーンマッピングがそれほど高性能でない場合、プレーヤー側で最適化する「HDRオプティマイザー」機能を搭載。同機能は、同社の安価なプレーヤーにも搭載されてきているが、本機はプロジェクター専用モードが用意されるという。またテレビについても、安価なモデルだけでなく、初期のHDR対応テレビはトーンマッピングの精度があまり高くないものも多く、こういった場合にも効果を発揮するとのこと。

またHDR映像の明るさを調整する「HDRアジャストメント」機能も搭載。これにより、部屋の明るさなど環境に応じて、HDRコンテンツの見え方を最適化することができる。さらに、高精度なHDR-SDR変換機能なども備えている。

高品位なアナログオーディオ回路やオーディオ専用電源、高性能なD/Aコンバーターを搭載。またXLRバランス出力も備え音質を高めている。7.1chオーディオ出力端子や映像と音声を分離出力できる2系統のHDMI出力も備えている。

UB9000に搭載されたドライブメカ

アナログ音声回路

なお再生できるフォーマットも多彩で、WAV/FLAC/MP3/AAC/WMA、DSD(最高11.2MHz)、ALAC、AIFFなどに対応。

そのほかVODでは、NetflixやAmazon Prime Video、YouTubeなどメジャーなものには大抵対応しているとのこと。Netflixはドルビービジョンとドルビーアトモス、Amazon Prime Videoはドルビービジョンに、現段階でそれぞれ対応しているという。

そのほかAmazon AlexaやGoogleアシスタントによる音声操作にも対応。英語とドイツ語に対応する。

シャーシは新開発のもので、2層構造にするなどして剛性を高め、低重心化した。またフロントとサイドはアルミパネルにするなど剛性にもこだわった。またドライブをセンター配置したことで重量バランスも整え、振動を抑制している。これも音質向上に寄与している。

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