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現地時間8月29日から本格スタート

<IFA>いよいよ開幕! 「IFA2018」の見どころを事前チェック

公開日 2018/08/28 16:43 編集部:小野佳希
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AV機器に家電、IoTにオートモーティブなど、様々な展示がドイツ・ベルリンに集う、世界最大級の国際見本市「IFA」。今年は8月31日から9月5日まで「IFA 2018」が開催される。日本語公式サイトを展開しているPHILE WEBでは、今年も現地から多数のレポートをお届けする予定だ。開催直前に、今年の見どころをご紹介しよう。


■本開幕に先立ち8月29日のプレスカンファレンスからスタート

本開幕に先立ち、現地時間8月29日(日本時間8月30日/以後、日付表示はすべて現地時間)からIFAのオープニングカンファレンスや各社のプレスカンファレンスが行われる。

日本メーカーでは、パナソニックやカシオが先陣を切る形で29日にカンファレンスを開催する。パナソニックは創業100周年を迎えたアニーバーサリーイヤー。毎年IFAで多数の新製品を発表することもあり、テクニクスブランドも含めてどんな展示を行ってくるのか、非常に楽しみだ。

翌30日は、ソニーやシャープなど多くのメーカーがカンファレンスを行う。また海外メーカーではサムスンやゼンハイザーも同日にカンファレンスを開催する。

ソニーは香港でのHong Kong High End Audio Visual Showで約88万円の超弩級DAP「DMP-Z1」(関連記事:重さ2.5kg、ソニー「DMP-Z1」は“運べる” 超弩級DAP。開発者に聞いた妥協なき音づくり)や高級イヤモニをはじめとする様々な製品を発表していたり、欧州でも先行して新フラグシップ4Kテレビ“BRAVIA MASTER”「AF9」「ZF9」を発表(関連ニュース)していたりするが、具体的な価格などさらなる詳細情報が明らかにされるか注目だ。

また、ソニーは例年、IFAで多数の新製品を発表している。すでに香港で発表されたもの以外にも何か「隠し球」はあるのか。速報レポートで明らかにしていく。またスマートフォンまわりでも、ソニーモバイルが過去に「Xperia」の新モデルをIFAで発表していた。これら以外にも初公開の新製品発表があるか期待したい。

さらにこの30日には、前夜祭的なイベント「ShowStoppers」も開催。本開幕に先立って新製品をこちらで公開するメーカーもあったり、ユニークなスタートアップ系ブランドがあったりと、こちらも毎年注目のイベントだ。

8月31日からはいよいよブースがオープンする。ゼンハイザーやBeyerdynamicといった地元ドイツのブランドを始め、ヘッドホン関連の展示は今年も見逃せない。

映像関連はテレビだけでなくプロジェクターも、IFAで新製品発表が行われてきた歴史がある。さらなる進化を遂げたモデルが登場するかにも注目だ。

そのほか、スマートフォンやPC、日本でも普及の兆しを見せるスマートスピーカー、さらにはVR/AR/MRのブランドも多数参加している。また、終盤となる4日・5日には、メッセ・ベルリンにとって初めての試みとなる自動車をテーマにしたイベント「Shift Automotive」が開催される。

当サイトでは、こうしたカンファレンスやブース展示の模様を、現地から逐次徹底的にレポートしていく。注目製品に関しては、現地取材している評論家に速報レビューも依頼する予定だ。ぜひご期待いただきたい。

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