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Aマウントレンズも

ソニー、デジタル一眼レフカメラ“α”新フラグシップ機「α99」

2012/09/12 ファイル・ウェブ編集部
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同技術では、「AF-D(デプスマップアシストコンティニュアスAF)」モードを新搭載。縦(奥)の動きを従来位相差、横(面)の動きを像面位相差で捉えることで、3次元で被写体を捕捉し続ける。

また、AF動作範囲を設置する「AFレンジコントロール」も装備。フォーカス駆動の距離範囲を任意に設定可能で、狙った被写体にピントを合わせ続ける。なおデュアルAF対応レンズは、発売日には6本を用意。2013年春までに更に6本が追加される予定だ。

右側面の様子

左側面には各種端子類を装備

最高約6コマ/秒のAF追随連写が可能。また、約460万画素に抑えて約10コマ/秒連写を行えるようにするテレコン連続撮影有線AEも利用できる。

ファインダーには有機ELファインダー「XGA OLED Tru-Finder」を採用。光学部品の仕様を見直した新設計のOLEDを採用しており、ファインダー色温度調整機能を新搭載。また、DTレンズ装着時でも全画面の拡大表示も可能になった。

背面の様子。ファインダーには有機ELを採用

XGA OLED Tru-Finder

トップ・リアの外装に加え、内部の構造体にもマグネシウム合金を使用したことで高い剛性・耐久性を確保しつつ、フルサイズセンサー搭載レンズ交換式デジタルカメラにおいて世界最軽量となる739gという数値を実現。主要な操作ボタンなどへのシーリング処理を始めとする防塵防滴配慮も行っているほか、シャッターの耐久性も約20万回の使用に耐えられるという。

マグネシウム合金を使用し剛性を確保

分解モデル


ボタン類にはシーリング処理などを施す

シャッター部

■「WhiteMagic」パネルのチルト式液晶/動画撮影機能も充実

液晶モニターは3.0型の3軸チルト可動式液晶を採用。RGBにW(白)画素を追加した「RGBW」方式の液晶パネル「WhiteMagic」を新たに採用し、“α77”比で約2倍の明るさを実現した。

チルト液晶を搭載

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  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドSONY
  • 型番SLT-A99V
  • 発売日2012年10月26日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格300,000円前後)