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イベント「TCL GPC 2026」で明らかに

TCL、「SQD-Mini LED」搭載4Kテレビ「X11L」を日本でも近日発売へ

公開日 2026/04/27 17:42 編集部:小野佳希
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TCLの新たな独自技術 “SQD-Mini LED” を投入した4Kテレビ「X11L」が、近い時期に日本市場でも発売される見込みであることが判明した。

TCLが世界各国の販売店関係者やプレスに向けて戦略などを発表するイベント「TCL GPC(Global Partner Conference)2026」にて明らかになったもの。カンファレンス自体では具体的には言及されなかったが、関係者に取材したところ「まもなく日本でも発売を発表する予定だ」とのコメントを聞くことできた。

「X11L」は、上記のとおり独自技術 “SQD-Mini LED” を搭載した点が大きな特徴。中国やアメリカ、タイではすでに販売を開始しており、98型・85型・75型の3サイズをラインナップしている。中国の大手ECサイト「JD.com」では98型が58,499元(約137万円)、85型が33,499元(約78万円)、75型が18,499元(約43万円)で販売されているという。

SQD-Mini LEDの「SQD」は「Super Quantum Dot」を意味しており、従来の Quantum Dot(量子ドット)技術をさらに進化させたもの。従来のMini LEDに比べて、カラークロストークなく広色域化が可能なほか、より細かなエリア制御と高輝度化を実現し、薄型化にも寄与するとのこと。1月にラスベガスで開催されたCES 2026にて披露されていた技術と製品の、より詳しい情報が明らかになった格好だ。

CES 2026のブースでの展示。X11LはCES 2026でInnovative DisplayTechnology Gold Awardも受賞している

X11LではBT.2020を100%カバーし、最大輝度10,000ニットを実現。バックライトのエリア制御も20,736分割という細かさで緻密に制御を行っているという。 

また、液晶パネルにはTCL傘下のパネル製造会社CSOTによる最新の「WHVA 2.0 UItra Panel」を搭載。カラーフィルターの性能を大幅に進化させたことで色の再現性が向上したほか、独自アルゴリズムによってネイティブコントラスも向上したと同社は説明している。加えて、反射率0.5%の低反射フィルムによって、映り込みもさらに低減したという。

そして上記のように、20,736分割という細かさでバックライトを制御。よりパワフルな新世代チップやレンズなどによって、ハロー現象(バックライトの光漏れ)もさらに抑制できているとのこと。

パネル端にできる映像が表示できない領域とベゼルとの間にできる黒い帯を限りなく少なくするという独自の「ZeroBorder」デザインも引き続き採用。これによって映像への没入感を高めるように配慮している。

さらに、スピーカーはBang & Olufsenと共同開発したものを搭載。センタースピーカーやサラウンドスピーカー、2基のサブウーファーによってパワフルでピュアな音声を再生するとアピールしている。

なお、カンファレンスにあわせて、SQD-Mini LEDの詳細について解説する説明会も開催されたほか、少しだけではあるがソニーとの提携についても言及があった。これらの模様については追って別記事でレポートする。

中国版のリモコン(海外版ではボタン配置などの仕様が異なる)。バックライトを搭載しており暗闇でも操作しやすいように配慮しているとのこと

 

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