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24bit DACなど高音質技術も搭載

ケンウッド、起動から音楽再生まで音声のみで操作できるカーオーディオ用BTレシーバー

公開日 2022/05/17 17:13 編集部:杉山康介
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JVCケンウッドは、ケンウッドブランドのカーオーディオ2022年新ラインナップとして、Amazon Alexaでの音声操作やBluetooth接続に対応するレシーバー「U382BT」「U342BT」「DPX-U760BT」「DPX-U760BMS」の4モデルを6月上旬より順次発売する。各モデルの発売日や実売想定価格は以下の通り(価格は全て税込表記)。

「U382BT」などカーオーディオ用レシーバー4モデルを発売

・「U382BT」:17,000円前後/6月下旬発売
・「U342BT」:17,000円前後/6月下旬発売
・「DPX-U760BT」:21,000円前後/6月下旬発売
・「DPX-U760BMS」:18,000円前後/6月上旬発売

同社のカーオーディオ製品は2020年モデルよりAmazon Alexaを搭載しているが、今回の新モデルでは音声操作をさらに進化。起動からスマホと連携した音楽ストリーミングサービスの再生、ニュースや天気予報などの情報確認まで、全て音声で操作することが可能となった。

1DINモデルの「U382BT」「U342BT」

BluetoothはVer.4.2で、AACコーデックに対応するため高音質の音楽再生が可能だとアピール。プロファイルではHFP Ver.1.7.1(Hands Free Profile)に対応しており、Bluetooth対応スマホなどでのハンズフリー通話が可能。音楽再生中もワンプッシュで通話できる「ハンズフリーボタン」や、「発着信履歴表示」「連絡先プリセット(6件)」などの機能も搭載する。

オーディオ機能としては、高精度な信号変換でクリアなサウンドを実現するという「24bit DAC」や、歪みが少なくハイパワーだという「50W×4 MOS-FETアンプ」を搭載。USB接続時にはMP3/WMA/AAC/WAVに加え、96kHz/24bitまでのFLACファイルの再生に対応する。

また、車内の状況や好みに合わせて細かく調整できる13バンド8パターンイコライザーや、各ソースで異なる音量レベルを調整するボリュームオフセット、周波数を上げてロードノイズの影響を軽減するドライブイコライザー、5段階のバスブースト、圧縮音源をリアリティある音で再生できるというサウンド・リコンストラクションなどの機能も搭載。

2DINモデルの「DPX-U760BT」

ほか、ワイドFM対応のFM/AMチューナーやAUX入力も搭載。DPX-U760BMSを除く3モデルはCDドライブも装備する。USB端子はスマホなどの充電も可能で、Drive Change機能によって接続中のUSBデバイスから再生したいドライブを選択することもできる。

「DPX-U760BMS」はCDドライブ非搭載のデータ再生特化モデルとなる

U382BT/U342BTは1DINレシーバーで、13桁/1.5行表示に対応の明るく視認性に優れた大型LCDを搭載。U382BTは1,000色のカラー調整が可能なバリアブルカラー表示機能を、U342BTは3色のイルミネーションカラーを備える。外形寸法/質量はどちらも約178W×50H×155.5Dmm/約1.1kg。

DPX-U760BTは2DINレシーバーで、8桁、13桁、8桁/3行表示に対応する、明るく視認性に優れた大型LCDを搭載。外形寸法は178W×100H×156Dmmで、質量は約1.4kg(トリムプレート含む)。パネルデザインに調和するという専用デザインの「200mmエスカッション」を同梱する。

DPX-U760BMSは2DINレシーバーで、先述の通りCDドライブを非搭載のデータ音楽再生に特化したモデルとなる。外形寸法は178W×100H×100Dmmで、質量は約0.8kg(トリムプレート含む)。

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