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ナビの高精度位置情報などが利用可能に

ケンウッド、カーナビ連携可能な2カメラドライブレコーダー「DRV-MN970」

2022/05/17 編集部:小野佳希
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JVCケンウッドは、同社製カーナビと連携可能な2カメラドライブレコーダー「DRV-MN970」を7月上旬より発売する。オープン価格だが税込44,000円前後での実売が予想される。

DRV-MN970(フロントカメラ部)

フロントカメラ、リアカメラ、メインユニットの3点で構成されるドライブレコーダーで、2台のカメラによって前方と後方の映像を同時録画可能。さらに、同社製カーナビ“彩速ナビ”2022年モデルの「TYPE M」「TYPE S」「TYPE L」の全シリーズ・全ラインアップと連携でき、ナビ本体の高精度自車位置情報を活用した測位記録をはじめ、ナビ画面のタッチ操作による各種映像表示などに対応する。

DRV-MN970(リアカメラ部)

彩速ナビとの連携では例えば、ナビ本体の持つ高精度な自車位置情報(複数の衛星測位システムや6軸慣性センサー)をドライブレコーダーと連携させ、ナビの地図画面に録画映像をPIP(ピクチャーインピクチャー)で表示するとともに、自車の走行位置や走行軌跡の確認が可能。また、運転中にナビ本体の画面で後方を確認できるバーチャルルームミラー機能やサブリアカメラ機能も搭載している。

DRV-MN970(メインユニット部)

上記バーチャルルームミラー機能やサブリアカメラ機能以外でも、ナビ画面のタッチ操作による各種映像表示が可能。また、前方・後方の録画映像をナビ画面上で切り替えて再生できるシンクロ再生機能を搭載するほか、ナビ画面で録画映像の拡大表示(2倍・4倍)ができる。

ドライブレコーダー本体は、フロント/リアカメラともに従来モデルの「DRV-MN940/MN940B」と比べて約40%の小型化を実現。カメラを取り付けるフロント/リアガラスの視界をより広く確保できるようにした。

映像は前後2カメラともフルHDでの録画が可能。露出を変えた複数の撮影画像を合成する「HDR(ハイダイナミックレンジ)機能」も前後カメラ両方に搭載し、逆光やトンネルの出入り口など、明暗差が激しい環境時に起きやすい白とびや黒つぶれを抑えるようにしている。

水平角約128度/垂直約70度の広角レンズにより、広い視野で撮影できるよう配慮。また、高感度CMOSセンサーとF2.8レンズの搭載により、高精細で鮮明な映像で撮影可能だとアピールしている。

エンジンのON/OFFに連動して自動で録画がスタート/ストップする「常時録画」や、突発的な衝撃や急激な速度変化などを検知すると自動的に録画を開始する「イベント記録」などの録画モードを搭載。手動で録画ボタンを押すと常時録画とは違う手動録画専用のフォルダにデータが記録される「手動録画」、駐車中に衝撃を検知すると自動的に録画を開始「駐車録画」の計4種類のモードを備えている。

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