HOME > ニュース > ケンウッド、HDMI端子も搭載した新“彩速ナビ” 「TYPE S」4機種。上位機からの機能も継承

ドライブレコーダー「DRV-EMN5700」との連携機能も

ケンウッド、HDMI端子も搭載した新“彩速ナビ” 「TYPE S」4機種。上位機からの機能も継承

公開日 2022/03/03 13:11 編集部:松永達矢
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JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、“彩速ナビ”のミドルクラス「TYPE S」シリーズの2022年モデル計4機種を3月下旬から順次発売する。ラインナップおよび税込み予想実売価格は以下の通り。

“彩速ナビ”ミドルクラス「TYPE S」シリーズ2022年モデル

・8型フローティングモデル
「MDV-S809F」:100,000円前後
・8型インダッシュモデル
「MDV-S809L」:100,000円前後
・7型200mmワイドモデル
「MDV-S709W」:80,000円前後
・7型
「MDV-S709」:80,000円前後

小型車やコンパクトカーユーザーを想定し、2DINサイズに取り付け可能な8型フローティングモデルを新たにラインナップ。また、4機種いずれも本日同時発表のデジタルルームミラー型ドライブレコーダー「DRV-EMN5700」との連携により、ナビの地図画面上に録画映像をPIP(ピクチャーインピクチャー)で表示することができる。

8型フローティングモデル「MDV-S809F」

2022年モデルでは新たに上位モデルの標準装備であるインターフェース「オーガニックGUI」を搭載。MENUボタンに触れると、メインとなる操作ボタンが地図画面上に浮かび上がり、地図画面から切り替わることなく、すべての操作を直感的で分かりやすく、スムーズに行えるとアピールしている。

さらに、目的地への到着予定時間や目的地の天気、走行中の道路名称など、ドライブ中に必要となる情報を一元管理するInfo画面をTYPE Sシリーズで初めて採用。本機能について同社は、ドライバーが必要としているリアルタイムな走行情報を自動的に表示するものとして説明している。

8型インダッシュモデル「MDV-S809L」

地図の表示についても、上位モデルにて採用された、文字色と背景色の重複を避けて配色するとともにコントラストも最適化した「スマートカラー」に対応。彩速ナビ標準カラーの「ダイナミックカラー」、トーンを抑えた目に優しい配色「ダークカラー」を含めた3種から地図色を選択できる。

「3Dスライダー」機能も上位モデルから継承。3Dのリアルな地図が広がる「ドライビング3Dマップ」の方位ボタンを長押しすることで、地図の俯角を1度単位で調整可能となった。

7型200mmワイドモデル「MDV-S709W」

7型「MDV-S709」

また、HDMI入力端子を新たに装備。スマートフォンやデジタルカメラ、ビデオカメラを接続し、さまざまな映像をナビの大画面で楽しむことができるとしている。そのほか、光沢パネルや、高速描画技術「ジェットレスポンスエンジンIII」、膨大な情報量を格納しながら、高速レスポンスを実現するというデータ圧縮技術「S3フォーマット」なども継続して採用される。

AV機能としてUSBポート、SDカードスロットを装備し、FLAC/WAVファイルは192kHz/24bitまでの再生に対応。独自高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」を搭載し、CDや圧縮フォーマットなどのデジタル音源をオリジナルマスター同等のクオリティにアップデートするという。オーディオファイルは前述のFLAC/WAVに加えて、mp3/WMA/AAC/Vorbisをサポート。また、Bluetoothによるワイヤレス接続にも対応する。

車内の各スピーカーから出る音のタイミングを調整し、最適な音質を実現する「リスニングポジション調整」や、リスナーの正面にアーティストがいて演奏しているかのように設定できる「フロントフォーカス調整」などのサウンドチューニング機能や、運転席以外の人の眠りを妨げずに音楽を楽しむことができる「パッセンジャースリープ」も搭載。低音補正を3段階で調整できる「ミュージックバスブースト」、地上デジタル放送やラジオで人の声を聞き取りやすくする「クリアボイス」なども備えている。

チューナーは電波が弱くともクリアな受信が可能という「広感度地デジチューナー」を採用。市販のディスクのほか、地上デジタル放送番組の録画ディスクのなどのDVD再生が可能となっている。

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