「X-Motion Clarity」を新搭載

ソニーから同社4K有機ELテレビ最小、48型の“ブラビアマスター”「A9S」

編集部:小野佳希
2020年04月02日
ソニーは、同社4K有機ELテレビとして最小となる48型で、かつ、クリエイターの制作意図を忠実に再現しスタジオレベルの画質をユーザーに届けられる “BRAVIA MASTER Series”(ブラビアマスターシリーズ)の名を冠した「A9S」(型番 KJ-48A9S)を7月25日に発売する。オープン価格だが23万円前後での実売が予想される。

KJ-48A9S

新4K衛星放送チューナーおよび地デジ/BS/110度CSチューナーをそれぞれ2基搭載し、4KはHDR(HDR10/HLG/ドルビービジョン)にも対応。2019年モデル「A9G」のスペックを継承しつつ、同社有機ELテレビのラインナップで最も小型の48型サイズを採用した。

背面

横幅105cmというサイズで省スペース設置が可能。10年前は40型でも100cm前後の横幅があり、本機は10年前の46型より小さい横幅を実現したという。これにより、これまで部屋のスペースの制約で有機ELテレビを選択できなかったユーザーにも適したモデルとしている。

スタンド部

なお「A9G」シリーズも販売を継続。ここに今回の「A9S」が加わり、ブラビアマスターシリーズの有機ELモデルは77型/65型/55型/48型の4サイズ展開となった。

基本的なスペックは「A9G」を継承しているが、A9Gでは非搭載だった「X-Motion Clarity」を今回新搭載している。

映像プロセッサーは「X1 Ultimate」を搭載。独自の有機ELパネル制御技術「ピクセル コントラスト ブースター」も搭載し。同技術で高コントラストを実現するとともに、「X1 Ultimate」プロセッサーでの高精細かつノイズを抑制した映像を実現するとしている。また、「4K X-Reality PRO」やトリルミナスディスプレイ技術も備えている。

音声面では、ドルビーアトモスにも対応するほか、画面自体を振動させて音を出すことで映像と音の一体感向上を図る「アコースティック サーフェス オーディオ」を採用。「A9G」では2.2ch/60Wの「アコースティック サーフェス オーディオ プラス」だったが、今回は“プラス”が付かない2.1ch/25Wの「アコースティック サーフェス オーディオ」に変更している。

画質面ではそのほか従来機から引き続き倍速駆動パネルを採用。「4K X-Reality PRO」と「トリルミナスディスプレイ」技術も継続して搭載している。

また、映画館での「IMAX」のような映像や音声を家庭のホームシアター機器で楽しめる「IMAX Enhanced」にも対応。日本ではTSUTAYA TVで配信されているIMAX Enhanced対応コンテンツを視聴することができる。そして、リモコンには従来の「アプリ」ボタンの代わり「TSUTAYA」ボタンを新たに搭載。TSUTAYA TVをすぐに呼び出せるようになった。

そのほかネット動画サービスではNetflixやAmazon Prime Video、YouTube、AbemaTVなど各種に対応。Netflix用に画質を最適化する映像モード「Netflix画質モード(Netflix Calibrated Mode)」も搭載している。

OSは引き続きAndroidで、Chromecast built-in、Works with Googleアシスタント、Works with Alexaに対応。発売後のアップデートによってWorks with Apple AirPlay、Works with Apple HomeKitにも対応する。

そのほか「A9G」との違いでは、A9Gがハンズフリー音声検索を行えるのに対して、本機は同機能を省いている。

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