65型と55型の2サイズ

ソニー、新4K有機ELテレビ「A8F」。設置性向上と画質・ネット機能強化

編集部:小野佳希
2018年05月08日
ソニーは、4K有機ELテレビ新モデル“BRAVIA OLED”「A8Fシリーズ」を6月9日に発売する。65型と55型の2サイズ展開で、65型の「KJ-65A8F」は55万円前後、55型の「KJ-55A8F」は35万円前後での実売が予想される。

A8Fシリーズ

1月のCESで海外発表されたモデル(関連ニュース)の日本市場投入が正式発表された形。4K高画質プロセッサー「X1 Extreme」と超解像エンジン「4K X-Reality PRO」を搭載する4K HDR対応モデルで、倍速駆動にも対応。HDR規格はHDR10およびHLGに対応し、発売後のアップデートによってドルビービジョンへの対応も予定している。テレビチューナーは地デジ/BS/110度CSチューナーを2基搭載し、USB-HDDへの裏番組録画にも対応している。

A8Fシリーズ

A1シリーズが少し斜めにディスプレイが傾くスタイルになっているのに対し、本機では垂直設置のスタンドを採用。一般的なテレビと同じスタイルを採用することで、A1シリーズでは自宅に導入しにくかったユーザーでも同社製有機ELテレビを導入しやすいよう配慮した。なおA1シリーズも販売を継続する。

設置イメージ

2017年モデル「A1シリーズ」(関連ニュース)同様にテレビの画面そのものを振動させることで高音質化を図る「アコースティック サーフェス」技術も搭載。スタンド部以外のスペックはA1シリーズからほぼ踏襲しているが、各種デバイスへの最適化や最終的なチューニングなどで画質を強化しているという。有機ELパネルの世代などについては非公表。

トリルミナスディスプレイ技術およびHDRリマスター機能も搭載。また、前述の「X1 Extreme」の搭載により、有機ELパネルの性能を最大限引き出し、深い黒から点光源の輝きまで、繊細な色を正しく表現するとアピール。これによって圧倒的なコントラストを実現するとしている。

側面のようす

アコースティックサーフェス用に、本体背面の左右にアクチュエーター4基(総合出力40W)、背面中央にサブウーファー2基(総合出力10W)を搭載。サブウーファーを背面に搭載しながらも、設置スタンドの幅を極小化することにも成功し、A1シリーズより84mm少ない奥行き255mmという数値を実現させた。また、壁掛け設置も可能。壁掛け時の壁からの距離も76mmと、A1シリーズより31mmスリムに設置できる。

背面にアコースティックサーフェス用のアクチュエーターとサブウーファーを搭載

OSにはAndroid 7.0を採用し、2018年内にAndroid 8.0へのアップデートを予定。Android 8.0ではホーム画面のデザインが大幅に変わるため、付属リモコンもAndroid 8.0を意識したデザインになっている。なおA1シリーズのAndroid 8.0アップデートは現在検討中の段階とのこと。

Android 8.0でのホーム画面イメージ

特に、Android 8.0ではアプリ一覧の画面が従来より小さくなり、サイドメニューの「Apps」アイコンを押下するとアプリ一覧ページに遷移するスタイルとなる。そのため、アプリ一覧画面を呼び出しやすいよう、新リモコンには「アプリ」ボタンを用意した。加えて、Hulu/Netflix/U-NEXT/Abema TV/YouTubeアプリをダイレクト起動できるボタンもそれぞれ備えている。

リモコン

各種VODサービス専用ボタンと「アプリ」ボタンを装備

また、レコーダーのホーム画面を呼び出せる「レコーダーホーム」ボタンも用意。HDMI CEC連動で外部レコーダーのホーム画面を表示させることができる。そのほか、Googleアシスタントの音声機能起動ボタンも、リモコンの中央に凸型デザインで配置することで、従来より押しやすいよう配慮している。

GoogleアシスタントBuilt-in、およびWorks with Alexaにも2018年内のアップデートで対応予定。ブラビアに向かって「今日の天気は?」「電気をつけて」などといった音声指示を送れるようになるほか、スマートスピーカーと連携して「テレビをつけて」「○○(チャンネル名)に変えて」などといったことも行えるように鳴る。

そのほかネット機能ではChromecast built-inにも対応。なお、GoogleアシスタントBuilt-inとWorks with Alexaについては、2016年秋以降発売のモデル(Z9D/X8300D/X7000D/A1/X9500E/X9000E/X8500E/X8000Eシリーズ)においても対応予定となっている。

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