従来機から大幅に機能強化

ソニー、4Kチューナー2基搭載で画音質強化した有機ELテレビ「ブラビア A8H」

編集部:小野佳希
2020年04月02日
ソニーは、スタンダードモデルの位置づけながら4Kチューナーや「X-Motion Clarity」の搭載などで機能強化を図った有機ELテレビ“BRAVIA”(ブラビア)「A8H」シリーズを6月6日に発売する。65型と55型の2サイズ展開で、オープン価格だが65型の「KJ-65A8H」が42万円前後、55型の「KJ-55A8H」が28万円前後での実売が予想される。

ブラビア A8Hシリーズ

4K/HDR対応の有機ELテレビ。2019年モデル「A8G」では省いていた新4K衛星放送チューナーを新たに2基搭載したほか、映像プロセッサーも従来の「X1 Extreme」から、上位モデルが採用する「X1 Ultimate」になった。なお2K放送チューナーについては、地デジ/BS/110度CSチューナーを2基搭載している。なお4K HDR信号はHDR10、HLG、およびドルビービジョンに対応する。

端子部

加えて、こちらも従来モデルでは非搭載だった「X-Motion Clarity」を今回新搭載。LEDバックライトの発光をエリアごとに高精度に制御して最適化することで、画面の明るさを保ったまま残像感をより効果的に低減させ、クッキリとした映像を実現するという。これにより、スポーツなどの速い動きに強くなり、2019年モデルの上位機「A9G」をも上回る動画応答性能を実現したとしている。

また、音質面も強化。昨年モデルではスピーカー部がアクチュエーターとウーファー2基ずつの構成だったところ、アクチュエーターとサブウーファー2基ずつの構成に変更。サブウーファー搭載によって低音域を強化した。音域が広がったことで、映像と音の一体感や迫力が向上したという。

また、昨年モデルではウーファーが中音域と低音域の両方を担当していたが、今回のサブウーファーは低域専用とし、アクチュエーターが中域も担当するように変更。これによって音の定位感が向上したと説明している。

加えて、ドルビーアトモスにも新対応。そのほか、画面自体を振動させて音を出すことで映像と音の一体感向上を図る「アコースティック サーフェス オーディオ」を引き続き採用している。なおスピーカー部の実用最大出力は昨年モデルの40Wから30Wへと変わっている。

画質面ではそのほか従来機から引き続き倍速駆動パネルを採用。「4K X-Reality PRO」と「トリルミナスディスプレイ」技術も継続して搭載している。

また、映画館での「IMAX」のような映像や音声を家庭のホームシアター機器で楽しめる「IMAX Enhanced」にも対応。日本ではTSUTAYA TVで配信されているIMAX Enhanced対応コンテンツを視聴することができる。そして、リモコンには従来の「アプリ」ボタンの代わって「TSUTAYA」ボタンを新たに搭載。TSUTAYA TVをすぐに呼び出せるようになった。

リモコンにTSUTAYAボタンを新搭載

そのほかネット動画サービスではNetflixやAmazon Prime Video、YouTube、AbemaTVなど各種に対応。Netflix用に画質を最適化する映像モード「Netflix画質モード(Netflix Calibrated Mode)」も搭載している。

OSは引き続きAndroidで、Chromecast built-in、Works with Googleアシスタント、Works with Alexaに対応。発売後のアップデートによってWorks with Apple AirPlay、Works with Apple HomeKitにも対応する予定。

スタンド部は引き続き画面の高さを2段階から選択可能。サウンドバーを設置する場合には画面を高くするなどといったことができるようようになっている。また、スタンド部をマット仕上げにすることで画面への映り込みにも配慮している。

スタンド部

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