テレビ向けは3年前に終了

パナソニック、液晶パネル生産から撤退。2021年をめどに

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編集部:平山洸太
2019年11月21日
パナソニックは、液晶パネルの生産を2021年をめどに終了すると発表した。当該事業を担当している子会社であるパナソニック液晶ディスプレイ株式会社での生産を2021年をめどに終了する。

理由について同社は、「液晶パネルの競争激化と事業環境の変化に対応し、向き合う市場の転換や新製品の投入等を含む様々な施策を講じてきましたが、当該事業の継続は困難であると判断」したと説明。事業構造の変革を進めてきたものの、激化するグローバルでの市場環境での事業継続は困難だとしている。

パナソニック液晶ディスプレイの従業員はグループ内での異動・再配置を行うとのこと。従業員の意思を尊重しながら雇用確保を前提に、労使協議を進めていくという。

パナソニック液晶ディスプレイ株式会社は2008年に前身の株式会社IPSアルファテクノロジを連結子会社として、姫路工場において2010年4月にテレビ向け液晶パネルの生産を開始。しかし価格競争の影響などによって、テレビ向け液晶パネルの生産を2016年に終息していた。以降は車載・産業分野向けに注力し、事業を行っていた。

パナソニックでは、液晶ディスプレイ生産終了後もBtoBビジネスに注力すると説明しており、デバイス事業では「車載CASE」「情報通信」「工場省人化」を重点領域として、魅力ある製品開発とその提供をグローバルで展開していくとしている。

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