働き方改革を後押し

パナソニック、テレワークに適したモバイルPC「レッツノート」QVシリーズを発表

Senka21編集部 徳田ゆかり
2019年09月24日
パナソニック(株)は、同社モバイルPC「レッツノート」の新製品を発表。同社関係者を始め、バレーボール「パナソニック パンサーズ」の選手らや、コマーシャルキャラクターの女優・比嘉愛未さんも参加しての発表会を開催した。

レッツノートの新シリーズ「QV8シリーズ」(中)、既存シリーズに指紋センサーが搭載されたLV8シリーズ(左)、SV8シリーズ(右)

コンパクト、軽量で頑丈設計、フリップ式を採用したQV8シリーズ

レッツノートの新製品は、新シリーズとして加わったQV8シリーズ、既存シリーズに指紋センサーが搭載されたLV8シリーズ、SV8シリーズ、RZ8シリーズ。個人店頭向け、法人向け、カスタマイズモデルが展開される。QV8シリーズはオープン価格で市場想定価格は税別27万円から、10月18日発売。VLV8シリーズ、SV8シリーズ、RZ8シリーズは各オープン価格で 10月11日発売。

QV8シリーズ

またレッツノートは、タフブックとともに2020年東京オリンピック・パラリンピックの公式パソコンに認定されている。パナソニックでは、東京オリンピック・パラリンピック開催期間中に、世界中の報道関係者が集まるメインプレスセンター(MPC)にレッツノート、タフブックのサポート拠点となる「MPC パソコン修理工房」を設置する旨も発表された。

QV8シリーズを新幹線で使用するイメージ。テーブルの上に飲み物と一緒に置けるという

2005年モデルから軽量化、薄型化が大幅に向上

新たなQV8は、高速クアッドコアCPU インテル第8世代Coreプロセッサーを搭載。A4用紙よりコンパクトな12型、書類が見やすい画面比率3:2のタッチパネル付き高精細液晶を採用、頑丈設計かつセキュリティも強化された2in1モバイルPC。フリップ式でタブレットスタイルへもチェンジ、タッチパネル方式でオプションのアクティブペンに対応する。

A4用紙より小型サイズながら高性能を実現


高速クアッドコアCPU インテル第8世代Coreプロセッサーを搭載

多彩なインターフェースを搭載


書類の見やすいアスペクト比3:2を採用

セキュリティ面では2種類の生体認証デバイスを搭載。指紋センサーと顔認証対応カメラで素早くサインインする。コンパクト設計を実現したのはキーボードの方式変更。打ちやすいキーストローク2mmを採用し、従来方式のキートップまわりの樹脂桟を排除して桟とトップキャビを一体化、スペースを削減した。また吸気と排気を最適化して放熱効率の高い空気の流れを実現して放熱性能も向上させた。

キーボードの方式を変更しコンパクト化を実現

指紋センサーと顔認証対応カメラで素早くサインイ


放熱性能も向上

起動前からシャットダウンまでセキリュティ対応

発表会の冒頭に登壇したパナソニック(株)コネクティッドソリューションズ社 モバイルソリューションズ事業部 事業部長 坂元寛明氏は、新製品のコンセプトを昨今注目される「働き方改革」のキモであるテレワークを推進するものと説明。「日本でこれまで美徳とされた長時間労働ではなく、短時間で成果を上げていくのがこれからの成功戦略のカルチャーとマインド。どこでも働けるテレワークはその根幹をなすものであり、台風や地震など災害の折にも大きなメリット」と語る。海外では当たり前となっているテレワーク、ホームオフィスの概念だが、日本ではまだまだ進んでいないと指摘。レッツノートの新製品がその後押しとなると自信を見せる。

働き方改革のポイントとなる4つの柱

パナソニック(株)コネクティッドソリューションズ社 モバイルソリューションズ事業部 事業部長 坂元寛明氏


欧米に比べて国内の働き方改革はまだ道半ば

テレワーク導入はゆるやかに伸長する

国内のモバイルPC市場について「堅調」との見方を示し、レッツノートについては2014年度に国内で28万台、2017年度および2018年度はそれぞれ42万台と1.5倍の伸長だとして「モバイルワークに確実に寄与している」と力を込める。ハードのみならず、昨今ではさまざまなアプリケーションも連携させており、「ハードとサービスで業務プロセスの改革に貢献し、働き方改革を後押ししている」と語った。

モバイルPC市場は堅調に推移

パナソニックはハードとサービスで働き方改革をサポート

より薄く、より軽く、よりコンパクトになった今回のレッツノート新製品によって、「2019年度は、レッツノートとタフブック全体で、初の100万台超えに挑戦する」と強い意気込みを表明した。

2019年度レッツノートとタフブックで100万台超えに挑戦

発表会には特別ゲストとして、インテル(株)日本法人代表取締役社長 鈴木国正氏も登壇し、働き方の改革とインテルがもたらす変革と題してプレゼンを行った。インテルとパナソニックは2002年にインテルCentrinoが搭載されたレッツノートR1シリーズ以来タッグを組み、PCの性能の向上を図ってきたという。

パナソニックとインテルの歴史

インテル(株)日本法人代表取締役社長 鈴木国正氏

労働環境がオフィスの外にシフトしていく昨今、モバイルの新たな課題は生産性の維持・向上であり、セキュリティや管理への高まるリスク対応が必要だと指摘。インテルはパートナーとの連携によって技術の革新をもたらし、生産性の改善やセキュリティの向上を推進、管理時間の短縮に貢献していく、とした。

働き方の変容とインテルの役割


発表会には、パナソニックがスポンサーを務めるバレーボールチーム「パナソニック パンサーズ」の深津英臣選手、大竹壱青選手、渡辺奏吾選手も登場。レッツノート同様に速さ、強さ、タフさをアピールし、10月26日からスタートするバレーボール大会「Vリーグ」での活躍も期待されるものとなった。

バレーボールチーム「パナソニック パンサーズ」の深津英臣選手(中)、大竹壱青選手(左)、渡辺奏吾選手(右)

さらにコマーシャルキャラクターの比嘉愛未さんも登場し、コマーシャル撮影の裏側などを語るとともに、キャラクター就任以来販売が伸長したと聞かされて喜びと安堵の笑顔を見せた。

女優の比嘉愛未さん(右)も登場

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