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4K裏録も可能

パナソニック、4K Wチューナー/音声操作対応に進化した4Kテレビ「ビエラ GX855」

2019/09/20 編集部:小野佳希
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パナソニックは、新4K衛星放送チューナーを2基に増やし、新たに音声操作にも対応させるなど機能を強化した4K対応液晶テレビ“4K VIERA”「GX855シリーズ」を10月18日より発売する。65/55/49/43型の4サイズ展開で、それぞれの型番と予想実売価格は下記の通り。

“4K VIERA”「GX855シリーズ」

TH-65GX855(65型)27万円前後
TH-55GX855(55型)20万円前後
TH-49GX855(49型)16万円前後
TH-43GX855(43型)15万円前後

2019年春モデル「GX850シリーズ」の後継機。GX850シリーズは4Kチューナーを1基のみの搭載だったのに対し、今回はWチューナー搭載となった。なお地デジ/BS/110度CSチューナーは3基搭載している。

USB-HDDへの録画にも引き続き対応。4K Wチューナーとなったことで、4K放送を視聴しながら別の4K番組を裏録することが可能になった。また地デジ/BS/110度CSチューナーを3基搭載しているため、番組を見ながら2つの裏番組を外付けHDDへ同時に録画できる。これは4K放送でも可能で、たとえば4K放送を視聴しながら、別の4K放送や地デジ放送を2番組同時裏録する、といった使い方ができる。※初出時、4K放送2番組を同時録画できると表記しましたが、これは誤りでした。お詫びして訂正します。

そのほかGX850シリーズからの進化点として、音声操作および音声検索にも対応。「先週の〇〇を検索」「〇〇をYouTubeで検索」のようにリモコンに話しかけてコンテンツを検索したり、電源オフや音量調整などのテレビ操作を行える。

それ以外の機能や仕様はGX850シリーズと同等で、HDR10+/ドルビービジョン/HDR10/HLGの4方式のHDRフォーマットに対応。機械学習したAIが作ったSDR→HDR変換アルゴリズムを使用する4Kアップコンバート技術「AI HDRリマスター」も搭載している。

液晶パネルには高輝度IPSパネルを採用し、映像エンジンには「ヘキサクロマドライブ」を搭載。バックライトのエリア制御と「エリアコントラスト制御PRO」による「Wエリア駆動」も引き続き搭載している。

音声面ではドルビーアトモスにも対応。スピーカーの総合出力は30Wで、バイアンプ駆動と独立オーディオ専用回路によって高音質化を図った「ダイナミックサウンドシステム」も搭載している。

HDMI入力は4端子で、すべて4K/HDR映像の入力や、HDCP2.2にも対応。HDMI 1はARCにも対応している。

転倒防止スタンド

そのほか、転倒防止スタンドも引き続き採用。スタンド底面の吸盤とテレビ台との間を真空に近い状態にしてピタッと吸着することで、地震などで揺れたり、子供が叩いたり手をかけたりしても倒れないよう配慮している。

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