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完全フルバランス構成フォノイコライザー「R1」も

<ヘッドホン祭>RE・LEAF、電流/電圧駆動が切り替え可能なヘッドホンアンプ「E3 hybrid」

公開日 2017/04/29 21:01 編集部:伊藤 麻衣
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4月29日(土)・30日(日)と中野サンプラザで開催されている「春のヘッドフォン祭2017」。本稿ではRE・LEAFブース出展内容を紹介する。

RE・LEAFは、世界初だという電流駆動と電圧駆動によるハイブリッド構成のヘッドホンアンプ「E3 hybrid」の試作機を出展。さらに、こちらも世界初だという電流入力からEQ、電流出力までをバランス化した“完全バランス構成”のフォノイコライザー「R1」の試作機も出展した。

E3 hybrid

R1

ヘッドホンアンプ「E3 hybrid」は受注生産品で、価格は580,000円(税抜)。最上位機「E1」「E1R」では電流駆動に追従できないヘッドホンはあえて切り捨ててまで、電流駆動に特化させて音質を追求したという。しかしE3 hybridでは、上位機の設計思想を継承した電流駆動を実現しつつ、切り替えて電圧駆動できるハイブリッド構成とした。これにより、両モードで各ヘッドホンの特性に合わせた音楽再異性が可能だという。

なお、インピーダンスが高い(概ね200Ω以上)のヘッドホンはゲインの関係で電流駆動モードを用いることが推奨されている。写真の製品は試作機で、外観などは変更になる可能性があるとのこと。会場では限定価格での先行予約を受け付けている。

「R1」は、MC専用バランス型電流入力、バランス型CDイコライザー、直接ヘッドホン駆動も可能なバランス型電流出力(RCA電圧出力装備)をそれぞれ実現して、完全なフルバランス構成を実現したフォノイコライザーアンプ。

本機も電流駆動と電圧駆動に対応したハイブリッド構成を採用。最終段は“One on One構成”を採用し、信号増幅系アンプへの電源供給においてはデカップリングコンデンサーを排除することで、徹底した電圧の安定化を図っている。

本機についても写真の実機は試作機で、外観が変更となる可能性がある。なお、R1については発売日および価格は未定とのことだ。

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