同社幹部が製品特徴やテレビ市場を説明

ICC PURIOSとの関係性は? − シャープ 4K液晶TV「AQUOS UD1」発表会詳報

ファイル・ウェブ編集部

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2013年05月21日
既報の通り、シャープは4K解像度のAQUOSハイエンドモデル「UD1シリーズ」を発表。製品発表会では、同社デジタル情報家電事業本部 液晶デジタルシステム第一事業部 事業部長の戸祭正信氏が、今回のモデルとICC PURIOSとの違いや、液晶テレビ市場についての説明を行った。


■ICC PURIOSよりもユーザー層拡大を狙ったモデル

戸祭氏は、今回のモデルとICC PURIOSとの違いについて、「部品や調整などを徹底的に研ぎ澄ましたホームシアター向けのプレミアムブランドとしてICC PURIOSを展開中。今回のモデルは、この路線を受け継ぎながらも、お客様の層の拡大を図ろうとリビング寄りの商品にした」とコメント。

シャープ 戸祭氏

「そのため、多くの皆様に親しんでいただいているアクオスブランドの最上位機種としての位置付けで展開する」と続け、「AQUOSブランドで13年間培ってきた技術と、ICC PURIOSで得たパネル技術を惜しみなく投入したモデル。ICC PURIOSとの2つのブランドで高精細テレビ市場を開拓していきたい」とした。なお、「UD1シリーズ」という名前は「高精細を意味する『Ultra HD(High Definition)』から命名した」という。

ICC PURIOSとAQUOSの2ブランドで4Kテレビを展開していく

ICC PURIOSとの差では、映像エンジンやバックライトの違いがあるが、デザイン性との兼ね合いでエッジライトを採用したと説明。一方で導光板、LED、機構関係などのバランスへ非常に気を使って何回もシミュレーションして作り上げたモジュールを搭載していると、高画質化へのこだわりを改めて紹介した。

そして画質については「よりリアルな映像にこだわった」とコメント。明るさ鮮やかさにこだわっていた2Kと比べ、4K映像でのリアルな描写へより注力したという。

また、テレビ市場全体については、2013年度の出荷台数が2012年度を上回る見込みであるというデータを紹介。アナログ停波の反動による需要落ち込みが底を打ったと説明する。

液晶テレビ需要の落ち込みは底を打ったと説明

あわせて、台数、金額ともに大型モデルの構成比が拡大中であるというデータも紹介。「中小型モデルよりも見えやすくなる画素の粗さ」「外光の画面反射による映りこみ」「設置スペース」という3点が大画面テレビ普及のための課題であるとし、そうした問題に応えるべくUD1シリーズを投入したと開発の背景を説明した。

大型モデルの需要が年々高まっている

販売目標や有機EL展開などに言及

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