「テレビはコモディティ化していない」

4Kアプコンの特徴は?4K放送への対応はどうなる? − ソニー“BRAVIA”発表会詳報

ファイル・ウェブ編集部

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2013年04月11日
既報の通り、ソニーは4K対応モデル「X9200Aシリーズ」を含む液晶テレビ“BRAVIA”新モデルを発表。製品発表会を開催し、製品の特徴解説や商品戦略を説明した。


■「テレビはコモディティ化していない」

ソニー(株)業務執行役員SVPホームエンタテインメント&サウンド事業本部 本部長 今村昌志氏は、まず昨今のテレビ市場について「テレビはもうコモディティ商品なのか? そうではなく、我々メーカーがまだまだお客様の潜在ニーズに応えられていないのだと思う」とコメント。「潜在需要にキチンと合致する商品を出せれば事業やマーケットは拡大できると思うし、ブラビアはそういう商品でありたいと思っている」と言葉を続けた。

ソニー 今村昌志氏

4Kテレビの市場見込みの変化


様々な潜在ニーズにメーカーは応えきれていないと説明
今回発表した“4K BRAVIA”「X9200Aシリーズ」については、「さらなる映像技術の進化」「高音質と機能美を体現したデザイン」「スマート機能と機器連携」「新しいコンテンツ体験の創出」という4点がポイントと説明。

映像技術の進化という点については、独自のアップコンバート技術に触れながら「たとえ4Kコンテンツを持っていなくても2K映像をキレイに楽しめるようになった」と説明。トリルミナスディスプレイの採用についても「色の再現能力を拡大した。特に注目していただきたいのが赤、青、緑だ」とし、「非常に奥の深い赤、非常にクリアな青空、エメラルドグリーンの海。私たちがまだ感じたことのない、本当の自然の色を再現できる」と言葉を続けた。

トリルミナスディスプレイと従来のLEDとの色域比較

■映画BDソフトに対し、4Kの原画に近くなるよう逆変換

磁性流体スピーカーを採用するなどした音質面については、「テレビの薄型化、狭額化は業界のトレンドだが、一方でお客様は、例えばアナウンサーの声さえ聴き取れない状況がある。それはスピーカーを置くスペースがないからだ」と昨今の薄型テレビを取り巻く状況を説明。「いい映像をいい音で楽しみたいという声に応えるために磁性流体スピーカーを採用した」と述べ、「新しいスピーカーとオプティコントラストパネルが一体になった新しいデザインでお客様へ新たな付加価値を提案したい」とした。

4K放送へはアップデートで対応可能?

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