機能を向上させた3Dメガネやトランスミッターも用意

ソニー、3D対応SXRDプロジェクター「VPL-HW30ES」を発売 − VW90ES比2.7倍の3D輝度/低クロストークも

ファイル・ウェブ編集部

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2011年06月09日

VPL-HW30ES
ソニーは、3D輝度を向上させクロストーク低減も図ったエントリーモデルの3D対応SXRDプロジェクター「VPL-HW30ES」を7月25日より発売する。価格はオープンだが37万円前後での実売が予想される。

なお、3Dメガネとトランスミッターは別売で、従来モデルから機能を向上させたメガネ「TDG-PJ1」(実売予想価格1万円前後)と、トランスミッター「TMR-PJ1」(実売予想価格8,000円前後)を用意している。両製品の詳細については後述する。

■新ランプ制御技術で3D輝度を大幅に向上

「VPL-HW20ES」の後継にあたり、デザインはそのままに「VPL-VW90ES」同等の240Hz駆動のSXRDパネルを内蔵させ新たに3Dへ対応。新ランプ技術と回路チューンナップによってVPL-VW90ES比で2.7倍の3D輝度を実現するなど、3D再生時の輝度やクロストークを大きく改善させた。同社では「現行の反射型3D対応プロジェクターにおいてナンバーワンの3D輝度を実現した」としている。

3D方式はフレームシーケンシャルで、メガネのシャッターが閉じている際にはランプレベルを下げ、オープン時にランプの明るさを上げる光源コントロールを新たに採用。

さらに、明るさの増減をメガネの開閉タイミングと完全に一致させるのではなく、開き始める際と閉じる間際のタイミングではランプレベルを下げたままにしておくランプ制御を実施。メガネのシャッターが完全に開ききっている瞬間にだけ明るさを上げることにより、クロストークを低減させている。

上記のランプ制御技術により、VPL-VW90ES比で約2.1倍の3D輝度を実現。そもそものランプ輝度もVPL-VW90ESの1.3倍となる1,300ルーメンであるため、トータルで2.7倍という3D輝度を実現させた。なお、オートアイリス駆動時のダイナミックコントラストは7万対1。

3D対応に伴ってトランスミッター接続用の端子を追加。そのほかIR端子も新たに追加している。なお、端子類ではSビデオ/コンポジットビデオ端子が削除されている。

側面端子部の様子

内部回路

■画質モードには2Dと3Dで異なる設定値を用意

画質モードは、Dynamic/Standard/Cinema 1/Cinema 2/Cinema 3/Game/Photo/User 1/User 2という9項目を用意。さらに、各モードで2D用と3D用にそれぞれ異なる設定値を持っており、例えば同じDynamic設定でも2Dと3Dそれぞれに適した画質へと自動調整を行う。

「Cinema 1」はフィルムガンマと色域を導入することでフィルム本来の持つ画質を再現。なお、色の分離が優れていると同社が判断したフジフイルム製のフィルムをレファレンスにし、映像をポジフィルムに焼き付けたときの画質を再現することを意識したという。

画質モード以外にも様々な進化点

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  • ジャンルSXRDプロジェクター
  • ブランドSONY
  • 型番VPL-HW30ES
  • 発売日2011年7月25日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格370,000円前後)
【SPEC】●パネル:HFR SXRD ●レンズ:1.6倍ズームレンズ ●輝度:最大1,300ルーメン ●コントラスト比:最大70,000対1 ●映像入力:HDMI×2、IR×1、3Dシンクロ×1 ●ファンノイズ:約22dB ●外形寸法:407.4W×179.2H×463.9Dmm ●質量:約10kg
  • ジャンルその他
  • ブランドSONY
  • 型番TDG-PJ1
  • 発売日2011年7月25日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格10,000円前後)
【SPEC】●外形寸法:179W×40H×183Dmm ●質量:59g
  • ジャンルその他
  • ブランドSONY
  • 型番TMR-PJ1
  • 発売日2011年7月25日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格8,000円前後)
【SPEC】●外形寸法:154W×26H×28Dmm ●質量:74g

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