ネットビデオ機能「<ブラビア>ネットチャンネル」も発表

ソニー、エッジライトLED採用機など新“BRAVIA”3シリーズを発売 - Wi-Fiアダプターや新ネット機能も

ファイル・ウェブ編集部

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2010年01月20日

■独自UI採用の新ネットサービス「<ブラビア>ネットチャンネル」

「<ブラビア>ネットチャンネル」は、YouTubeなどインターネット上のビデオコンテンツを“BRAVIA”で視聴可能な機能。今回発表された全モデルが対応しており、今春以降のサービスインを予定している。

YouTube表示時のメニュー画面


YouTubeを全画面表示させたところ

動画の表示サイズは3種類から選択可能。もちろん早送りなどの操作にも対応している

目的のコンテンツを探しやすいよう配慮した独自のUIを採用。また、コンテンツ表示やページ遷移の速さも特徴だという。なお、XMB上での本機能のアイコンは従来のインターネットブラウザなどがあるWWW列ではなく、ビデオ列に配置される。

サービスインの時点ではYouTubeに加えて、(株)USENが運営する定額ビデオ見放題のVODサービス「U-NEXT」に対応。その後も順次サービスを拡大していく予定だという。

U-NEXTのメニュー画面

ドラマ項目を選択した際の詳細画面

■USB無線LANアダプター「UWA-BR100」

同社では、“BRAVIA”をWi-Fiでインターネットに接続するUSBアダプター「UWA-BR100」も2月25日に発売。価格はオープンだが、8,000円前後での実売が予想される。

UWA-BR100

付属の延長アダプターも使用可能。ケーブルを介することでテレビの裏側などに本機を隠すこともできる

本製品は、“BRAVIA”のUSB端子に挿入するだけでWi-Fiでのネット接続を可能にするというもの。今回発表された新モデル全機種が対応している。なお、ドライバーがインストールされていないため従来機では使用できず、ファームウェアアップデートなどでも対応できない。

HD映像の伝送にも適したIEEE802.11n規格に対応。WPS(Wi-Fi Protected Setup)規格にも対応しており、ボタンひとつを押すだけで設定も完了する。

■製品発表会を実施 - 2010年度の薄型テレビ需要は1,600万台を見込む

同社では本日、都内にて製品発表会を開催。ソニーマーケティング(株)コンスーマービジネス プロダクツマーケティング コンスーマーAVマーケティング部門 ディスプレイマーケティング部 統括部長の粂川滋氏が出席し、製品の特徴や薄型テレビの動向について説明した。

ソニーマーケティング(株)コンスーマービジネス プロダクツマーケティング コンスーマーAVマーケティング部門 ディスプレイマーケティング部 統括部長 粂川滋氏

粂川氏は冒頭で「依然として景気は厳しい状況だが、アナログ停波まで2年を切ったことやエコポイントなどによって薄型テレビ業界はある意味で追い風の中でビジネスを展開できている」とコメント。「2010年度は薄型テレビ全体で1,600万台前後の需要があると予測している」と市場動向について語った。

また、75%のユーザーがテレビ購入の際に省エネ性能を重視しているという独自の調査結果も公表。そして、「テレビ向けネットワークサービスが充実してきている。そうした需要も顕在化してきているのでないかと実感している」と、テレビのネット接続機能に対する需要が高まってきていることも説明し、新製品がそうしたニーズに対応するものであるとアピールした。

ネットワーク機能についても早くから取り組んできたことをアピール

また、「2004年にソニーは“QUALIA”ブランドで世界初のLED搭載テレビを市場に投入した」とコメント。その後もLEDバックライトの大型化や部分制御技術や高画質化に取り組んできたことなど、LEDに対する同社の歩みを改めて説明した。そして、「単純にバックライトをLEDに置き換えるだけではない、“LEDプラス省エネ”など、どこよりも早くLED搭載テレビを市場投入したソニーだからできる一歩先の新しいLED搭載テレビを提案していきたい」と意気込みを語った。

LED搭載テレビの歩みを紹介

続いて粂川氏はプロモーション戦略についても説明。現在もイメージキャラクターを務めるタレントの篠原涼子さんを引き続き起用し、「ソニーはLEDにプラス!」というキャッチコピーの下で活動を展開。LEDに人感センサーをプラスして省エネ性能を向上させていることなどを訴求していくと説明した。

キーワードは「ソニーはLEDにプラス!」

なお、発表会では篠原さんからのビデオメッセージも上映。「かしこく省エネできる上に、画質もキレイでデザインも薄くて格好いい。そんなLED搭載ブラビアに私も期待しています」というコメントが紹介された。

篠原涼子さん

以下、質疑応答の模様をお届けする。

Q.春商戦でのテレビの総販売台数におけるLEDモデルの割合はどのくらいになると考えているのか。

A.「EX700シリーズ」は「Vシリーズ」の後継機にあたり、量販価格帯での数量アップを目指したモデルだ。具体的な数字は控えたいが、40インチ以上の台数ベースで言えば半分とまではいかなくてもマジョリティを占めるくらいになるのではないかと考えている。

Q.ソニーは「LED搭載モデル」という呼び方をしているが、他社の呼び方と違う点についてこだわりなどはあるのか。

A.テレビとしてはまず液晶テレビというカテゴリーであると認識している。バックライトについては蛍光管からLEDに変化をかけたということで「LEDバックライト搭載テレビ」というのがソニーとしては正しい呼び方であると思っている。

Q.市場シェアなどの観点から昨年の総括と今年の戦略をどう考えているのかを教えて欲しい。

A.色々な調査があるが、昨年の我々の市場シェアは12パーセントか13パーセントくらい。今回の新商品を皮切りに、今年は魅力ある商品を投入することでシェアの巻き返しを図っていきたい。

Q.LED搭載について、環境対策以外でこうしたモデルを投入する狙いはどこにあるのか。また、LEDは蛍光管よりもコストアップになると思うが、その点についてどのように対策をとっているのか。

A.LEDは高コントラストと薄型化を実現できるというメリットがある。省エネはもちろんだが、そうしたメリットもユーザーに提案していきたい。コストについては、業界のトレンドして今後は確実にLEDバックライトが増えてくるだろう。当社はコストアップしてしまうかもしれないが、市場が拡大するにつれて当然コストダウンが進んでいくだろう。LEDという付加価値とコストダウンという点で十分商品として成り立つと判断している。

Q.今年は3Dテレビの投入も発表しているが、3Dテレビとの住み分けはどう考えているのか。

A.3Dはコーポレートとして力を入れていく商品。今年中に国内にも投入すべく準備していく。今回のモデルは3D対応機ではないが、ユーザーのニーズに合わせた幅広いラインナップ展開でソニーのテレビの価値を伝えていきたい。

Q.「<ブラビア>ネットチャンネル」と「ソニーオンラインサービス」との関係性について教えて欲しい。

A.現在のところ、両サービスに直接の関係はない。国内におけるソニーオンラインサービスの展開に関しては、今後順次案内していく予定だ。

Q.プロモーションについては、昨年から広告宣伝費を抑えていると思う。春のプロモーションでもその水準になるのか。

A.金額は申し上げられないが、広告費用は増やそうと思っている。ある意味年末商戦に近い金額だ。ブラビアの春商戦としては充分な費用をとって新しい提案をしていく。ただ、当然ながら効果的な広告をと考えているので、メディアの精査などをきっちりやった上で展開していきたい。

Q.画質を考えるとエッジライトより直下型などのほうが有利だが、そうした点についてはどう考えているのか。

A.ラインナップをどう組むかという話になってくると思う。色々なユーザーのニーズに合ったバリエーションを展開していく。

Q.「<ブラビア>ネットチャンネル」は動画に限定したものなのか。twitterなどへの対応は考えていないのか。

A.ネット機能については、アプリキャストなどもある。今回の「<ブラビア>ネットチャンネル」は動画に限ったものだ。twitterなどについては具体的には申し上げられないが、様々な選択肢の中で今後検討していきたい。

Q.デジタルカメラなどでのパーソナルコンテンツの表示についてはどう考えているのか。

A.スライドショー表示や「<ブラビア>ポストカード」など、テレビでのパーソナルコンテンツ表示についてはかなり早い段階から取り組んできている。色々なバリエーションのなかでパーソナルコンテンツについても考えていきたい。

Q.モーションフローについて、ソニーとして240Hzと120Hzのどちらがよいと捉えているのか。

A.やはり4倍速のほうが有利。ニーズを判断しながら4倍速と2倍速それぞれ展開していきたい。また、今の技術で完成しているとは考えていないので、今後もより良い高画質を追求していく。

Q.同じLEDモデルの「ZX5シリーズ」より半額近い実売が予想されるが、コストダウンを図れた要因はどこにあるのか。

A.新しい技術というのはやはり当初はコストがかかり、その後にコストダウンが進むという面がある。今回は様々な形でエンジニアも努力していることに加え、ベンダーさんにも協力を頂けると思っている。また、ZX5はワイヤレス技術を搭載していることなども価格の差に表れている。

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