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ケンウッド、USB端子搭載コンポとの連動機能を強化したDAP“Media Keg”シリーズを発売

公開日 2006/10/27 18:09
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M2GC7(ブラック)
(株)ケンウッドは、同社製USB端子搭載の新製品コンポシリーズとの連携機能を高めながら、新デジタルアンプや独自技術Supremeの搭載による高音質化も実現した、デジタル・オーディオ・プレーヤー“Media Keg”新製品を11月中旬に発売する。

今回発売される新製品2モデルは、いずれも記録媒体にフラッシュメモリーを採用している。価格はいずれもオープンだが、2GBモデルの「M2GC7」は27,000円前後、1GBモデルの「M1GC7」は20,000円前後での販売が予想される。


M2GC7(シルバー)

M1GC7(ブルー)

M1GC7(レッド)
本体カラーバリエーションは両機種ともにブラックとシルバーを揃える。「M1GC7」にはブルー、レッドのカラーバリエーションもこれに追加される。

本機はUSB2.0対応のインターフェースを搭載し、同社製のUSB端子搭載オーディオシステム「UD-A77/A55」とUSB経由でつなぐことによって、コンポの側にセットした音楽CDの楽曲データを4倍速で高速録音することができる。手持ちのMDやテープ、レコードなどの音楽を録音することもできる。また、USBホスト機能を搭載した、様々なホームオーディオやカーオーディオにUSB経由で接続することで、本体に保存した音楽ライブラリーを高音質に楽しむことも可能だ。

再生ファイル形式はMP3/WMA/WAVに対応する。PCからの楽曲転送はドラッグ&ドロップでの操作に対応するほか、Windows Media Playerでの転送も可能だ。また本体のREC IN端子に再生機器を接続し、ダイレクトエンコーディングを行うこともできる。この場合の録音フォーマットはWMAになる。

同社オリジナルのデジタル音源用帯域補完技術である「Supreme」の搭載により、音源の圧縮時に失われた音域成分を独自のアルゴリズムにより推定し、22kHzまでの音域を補間し、本来の音楽情報に限りなく近い高音質を実現している。

またシステムICの外部に、高い音楽処理能力を持つ専用の32fsオーバーサンプリングΔΣデジタルアンプを搭載し、細部までクリアな音楽再生を実現している。ローパスフィルターによる音楽信号の損失が発生しにくい設計も採用することで、オーディオ帯域内のノイズを大幅に低減している。さらにオーディオ専用の水晶発振回路を追加したことにより、その他の回路から影響を受けないマスタークロックの供給を実現し、ノイズの大幅軽減と高品位な音楽再生を可能にしている。

外装は本体の前面操作部にステンレスパネルを使用し、マルチコントロールキーの周囲にはイルミネーションが点灯するスタイリッシュなデザインが特徴だ。指一本で様々な操作ができる4方向操作キーのほか、外部機器からの録音が簡単に行える録音専用キーを側面に配置する。液晶部分には視認性の高い有機ELカラーディスプレイを搭載する。

【問い合わせ先】
ケンウッドカスタマーサポートセンター
TEL/0570-010-114

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドKENWOOD
  • 型番M2GC7
  • 発売日2006年11月中旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格27,000円前後)
【SPEC】●内蔵フラッシュメモリー:2GB ●再生ファイル形式:MP3/WMA/WAV ●搭載機能:ダイレクトエンコーディング機能、FMラジオ機能 ●インターフェース:USB2.0/1.1 ●電源:単4ニッケル水素充電池/単4アルカリ乾電池×1 ●外形寸法:37W×67H×155Dmm ●質量:44g ●対応OS:Windows XP/2000
  • ブランドKENWOOD
  • 型番M1GC7
  • 発売日2006年11月中旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格20,000円前後)
【SPEC】●内蔵フラッシュメモリー:1GB ●再生ファイル形式:MP3/WMA/WAV ●搭載機能:ダイレクトエンコーディング機能、FMラジオ機能 ●インターフェース:USB2.0/1.1 ●電源:単4ニッケル水素充電池/単4アルカリ乾電池×1 ●外形寸法:37W×67H×155Dmm ●質量:44g ●対応OS:Windows XP/2000