「7N-DA6100ES MEXCEL BNC」/「7N-DA3100ES MEXCEL BNC」

エソテリック・マスタリング・センター監修、「Esoteric Mastering Edition」BNCケーブル2モデルが発売

公開日 2025/03/06 18:40 編集部:松原ひな子
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エソテリックは、ハイエンドオーディオケーブル “MEXCELシリーズ” から、エソテリック・マスタリング・センターが制作監修した “Esoteric Mastering Edition” BNCケーブル2モデルを4月1日より順次発売する。ラインナップの詳細と税込価格は下記の通り。

  • 7N-DA6100ES MEXCEL BNC」:418,000円(1m)
    ※ケーブル延長:165,000円〜/0.5m
  • 7N-DA3100ES MEXCEL BNC」:176,000円(1m)
    ※ケーブル延長:62,150円〜/0.5m
「7N-DA6100ES MEXCEL BNC」(左)/「7N-DA3100ES MEXCEL BNC」(右)

 

宇宙/防衛産業向け高性能ケーブルの開発ノウハウを投入したオーディオケーブル “MEXCELシリーズ” へ新たに加わるBNCケーブルで、7N-DA6100ES MEXCEL BNC(以下、7N-DA6100ES)は 最上位の “Reference Line” 、7N-DA3100ES MEXCEL BNC(以下、7N-DA3100ES)は中核の “Premium Standard Line” に位置づけられる。

チューニングは、同ブランドの高音質音楽ソフト制作ラボラトリー「エソテリック・マスタリング・センター」のチーフ・マスタリング・エンジニア、東野真哉氏が監修。マスタリング・センターの高音質ソフト・機材開発のノウハウを結集し、制作エンジニアの情熱とプライドを込めた仕上がりによって、“音楽鑑賞に更なるリアリティーを与え、音楽作品とリスナーの絆をより深める” と謳っている。

主要導体には共通して、半導体⽤途と同等の⺟材生産プロセスによって管理された純度99.99999%のオーディオ用銅導体「D.U.C.C.7N Cu」を採用。加えてアクロリンク開発のストレスフリー加工によって、使⽤時の曲げなどによって生じる結晶構造の劣化に対して常温で自己アニールして健全な状態を確保、優れた伝送特性を保つという。

MEXCELシリーズの技術も継承しており、GHz帯域までインピーダンス変動が無く、ワイドレンジでフラットな伝送を可能にする「ギガヘルツフラット伝送」を実現している。

ケーブル構造については、7N-DA6100ESは中⼼導体に2.0mm径の極太ソリッドコアを搭載。さらに極薄平角MEXCEL編組/銅マイラーテープ/肉厚シルバーコーティング銅編組による3層シールド構造を採用して、ノイズ対策を施した。中低域のエネルギー感や全体のスケール感に加えて、S/N感を高めている。

7N-DA3100ESは、フラグシップモデル直系の0.8mm径ソリッドコアを中心導体に搭載、肉厚シルバーコーティング銅編組シールドを採用して、S/N感に優れる音質とした。

コネクターは高音質ソフト制作(マスタリング)のノウハウを投入した50ΩのカスタムBNCコネクターを搭載。東野真哉氏監修のもと、各部のマテリアルに徹底的にこだわり、構成する部品の素材やメッキの組み合わせを変えながら試聴を繰り返して仕上げたとのこと。

ホット側センターピンはリン青銅を無垢材から削り出して製作。メッキには暖かく柔らかい音質でクラシック音楽のマスタリングに最適という24K金メッキを採用した。また、磁性によるわずかな音質変化を排除するため、ニッケル下地処理をせず、リン青銅センターピンにダイレクトに金メッキを施している。コールド側シェルは高音質なリン青銅と銀+ロジウムメッキの組み合わせを採用。

7N-DA6100ESのコネクター同士をロックする接続スリーブ部には、制振効果に優れたジュラルミンを採用。重量のあるハウジングと組み合わせることで、ケーブルと本体の接続部の振動を減らして音質を向上させている。また、7N-DA3100ESのプラグ外装部分には、制振およびノイズ低減効果を持つカーボンファブリック+アルミニウム製スリーブを採用している。

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