銅線と銀線の2モデル

TEDESKA、ビーズ形状の制振材を通したシェルリード線2モデル

公開日 2021/03/10 17:20 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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アイレックスが取り扱うドイツのアナログブランドTEDESKAより、ビーズ形状の制振材を通したシェルリード線「GUTS-C」「GUTS-S」が発売となる。価格は銅線の「GUTS-C」が39,600円(税込)、銀線の「GUTS-S」が42,900円(税込)、発売日は3月20日。

TEDESKA「GUTS-C」「GUTS-S」

ビーズの素材は二酸化ケイ素で、リード線に通すことで音質に影響を与える不要な振動を抑えるという。また、ビーズに配線を示す赤、白、青、緑の色がつけられている。ケーブルはすべてブランドの創業者であるヒュン・リー氏により100%手作業で製作される。

シェルリード線を取り付けたところ

GUTSという名前は「Catgut」(カットグット)という動物の腸線で作られた古代弦楽器に使用する天然素材に由来しており、レコードに刻まれた音楽を限りなくナチュラルな状態で機材へ伝達したいという願いから名付けられたという。

GUTS-Cは、AWG38の高純度銅線を18本撚り合わせ、コットン+シルクの絶縁被覆を採用。リードチップは金メッキリン青銅。リードチップ部絶縁材はアクリルコーテッドグラスファイバー、質量は4本で約1.5g。

GUTS-Sは、AWG50の高純度銀線を24本撚り合わせ、特殊なチューブ状の絶縁被覆を採用。リードチップは銀メッキ真鍮合金を採用している。リードチップ部絶縁材はアクリルコーテッドグラスファイバー、質量は4本で約1.0g。

いずれもリード線の長さは40±0.5mm、カートリッジ側リードチップ径はφ1.25±0.05mm、シェル側リードチップ径はφ1.0±0.05mmとなっている。

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