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ハイレゾをストリーミングへ拡大

米RIAA、ストリーミングにもハイレゾ音源ロゴ認定。MQAやMPEG4 Audio SLSなどで可能に

編集部:小澤貴信
2016年05月16日
RIAA(アメリカレコード協会)は、「HI-RES MUSIC」ロゴプラグラムを音楽ストリーミングにまで拡大。ストリーミングサービスも条件を満たせば“ハイレゾ”と定義される。現地時間5月11日、RIAAおよび協会会員であるユニバーサル、ソニー、ワーナーらが共同で発表を行った。

RIAAのロゴ(中央)、RIAAの定める「Hi-Res Music」ロゴ(左)、MQAのロゴ(右)

今回発表された新たな「HI-RES MUSIC」ロゴの規定は、6月1日に正式発表される予定だ。

RIAAは独自にハイレゾ定義を策定して、音楽サービスや音源にも「Hi-Res Music」ロゴを付与していたが、これまではダウンロード・サービスやその音源が対象になっていた。今後は、RIAAの音質基準に適合した技術を用いたストリーミングサービスも、この「Hi-Res Music」ロゴが付与される。現在のところ、スペック面の条件は「48kHz/20bit以上で記録されたレコーディングをデータのロス無しで聴くことができる」ことだと紹介されている。

今回ハイレゾ・ストリーミングを可能にする技術としては、具体的に「MQA」と「MPEG4 Audio SLS」が挙げられている。

ライセンスを受けたサービスは、サイト上、アルバム名やトラック名の横に「Hi-Res MUSIC」ロゴを表示できる。録音スペックがRIAAのハイレゾ定義を下回る場合は、ロゴは表示されない。

MQA社のチェアマンであるボブ・スチュアート氏は、「Hi-Res MUSICロゴがMQAを用いたサービスに対して採用されるようになることを、大いに期待します。MQAは革命的ともいえる新技術で、ハイレゾ音楽を効率良くストリーミングできます。ハイレゾの高効率ストリーミングは、数年前までは不可能なことでした」とコメントを出している。

また、RIAAのCTOであるデビッド・ヒューズ氏は今回の発表にあたって「ハイレゾの定義の範囲が拡大し、ストリーミング技術をもカバーするようになったことで、ハイレゾは次の段階に来ました」と述べている。

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