サエク、PC-Triple C導体を採用したスピーカーケーブル「SPC-850」「SPC-350」

サエクコマース（株）は、PC-Triple C導体を採用したスピーカーケーブル「SPC-850」「SPC-350」2モデルを12月5日に発売する。

SPC-650の兄弟モデルで、導体はPC-Triple Cを採用した。PC-Triple Cは独自の連続鍛造伸延技術により、信号の伝送を妨げる結晶粒界を減らし、結晶を長手方向に連続化させることで導通性能を高めた導体。

SPC-850は同社のスピーカーケーブル最上位機種で、価格は3,900円/m。PC-Triple Cの特性を引き出すため、絶縁材やシースには比誘電率が小さく振動対策が施された制振材入りのポリエチレンを採用した。導体は3.4Sqと太めにした。ケーブル構造は2芯ツイスト構造、ケーブル外径はφ10mm。

SPC-350はPC-Triple Cの性能を引き出しながら価格を抑えた製品。サエクのスピーカーケーブルの中でエントリーモデルとなり、価格は960円/m。導体断面積は0.75Sq、導体絶縁体はポリプロピレン。ケーブル構造は2芯ツイスト構造、シースは軟質PVC、ケーブル外径はφ5.0mm。

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