体感音響システムによる「身体で聴こう音楽会」など

日本オーディオ協会、「音の日」特別イベントを開催

2008/12/04 Phile-web編集部
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(社)日本オーディオ協会は本日、都内で「音の日」行事を開催した。

「音の日」は、今から131年前の12月6日にトーマス・エジソンがフォノグラムを発明したことにちなんで同協会によって制定された記念日。記念日である12月6日には各地で様々なイベントが予定されているが(関連ニュース)、本日はそれに先だって、聴覚障がい者に向けた音楽イベント「身体で聴こう音楽会」などが行われた。

弦楽四重奏による演奏会

イベントでは、冒頭で同協会の校條亮治会長が「もっとも人間が感動できる音楽という文化を大切にしながら、少しでも世の中の方々に感動という立場でお役に立てれば幸いだ」とあいさつ。パイオニア(株)の協力を得ながらこの「音の日」行事をこれまで営んできたことの意義などについて説明した。

(社)日本オーディオ協会 会長 校條亮治氏

校條会長のあいさつに続いては、「音、それは人をつなぐ絆」と題したトークセッションが行われた。トークセッションには音楽評論家で指揮者の國土潤一氏、パイオニア(株)身体で聴こう音楽会 事務局長の山下桜氏の両名が出席。(財)音楽鑑賞教育振興会 事務局長の横田堯氏が司会を務める形で進行し、「身体で聴こう音楽会」について語り合った。

國土潤一氏

パイオニア(株)身体で聴こう音楽会 事務局長 山下桜氏


(財)音楽鑑賞教育振興会 事務局長 横田堯氏

トークセッションの様子
トークセッションの冒頭には、同音楽会について説明するVTRを放映。パイオニアの開発した特別な装置で、振動によって音楽を伝えていることや、「もう音楽なんて聞こえないと思っていた」「これからも絶対につぶれずにずっと続いて欲しい」といった参加者の感動の声などを紹介した。


体感音響システム。座布団型の装置が振動することなどによって音を伝える仕組み

イベントが多くのボランティアによって支えられていることなどを紹介
VTR終了後、國土氏が「演奏会のリハーサルで私も体感装置を試させてもらったが、非常に面白かった。今日の演奏は弦楽四重奏なので、チェロの低音がお尻から感じられるのを皆さんもぜひ楽しんでほしい」と装置について感想をコメント。山下氏も「楽しみにしてらっしゃるお客様がいる限りは続けていきたい。皆さんの中から音楽はなくならない、必要なモノだと思う。必ず続けたい」と語り、同音楽会を今後も続けていく決意を表明。その後、演奏会が開始された。

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