ケーブルブランド探訪記（ベルデン編　最終回）

コンポーネント映像ケーブル「ＳＴＣ４０６」（￥２０,０００／１.５ｍ）

●　第９回目の最終回は同社のコンポーネント映像ケーブル「ＳＴＣ４０６」をご紹介する。ＯＦＨＣ導体0.19mm×26本（×３）で構成され、ポリエチレン絶縁体とDuofoilR＋OFHC編組のシールドとＰＶＣジャケットに覆われたモデルとなっている。優れた映像伝達を実現するための最有力モデルとなっているのお薦めの１本である。
なお、同モデルは「ＡＶレビュー」誌'99年度のビジュアルグランプリ受賞モデルである。（季刊・オーディオアクセサリー編集部）

【ベルデン社のプロフィール】
米国／ベルデンのプロフェッショナル・ケーブルは、最先端技術を駆使し世界で最も厳しいといわれる米国MIL規格をクリアした、極めて高い信頼性と高品位性を実現した定評ある製品で、規格に厳格なＮＡＳＡをはじめとして、各放送局、レコーディングスタジオはもとより、コンピュータ産業に至るまで、世界のプロ現場で高い評価を得ている。
最近にはシリーズの規格を一新したよりハイ・グレードなベルデンケーブルが日本のオーディオファイルの間でも大人気である。
　ラインナップとしては、透明ジャケットに収められた平行タイプのスピーカーケーブルや、ＯＦＨＣ導体の８重構造を採用したオーディオケーブルや、ユニークなフォームＦＥＰテフィロン絶縁体を採用したデジタルケーブルなど充実した内容となっている。