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INORANが新AL『Between The World And Me』をオーディオ目線で語る。Acoustuneイヤホンで聴き比べも

公開日 2021/03/19 18:00 高橋 敦
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Products Review


AcoustuneイヤホンをINORAN&LUNA SEA作品でチェック!

ここからはオーディオコーナー!INORANさんインタビューでイヤホンにも興味を持ってくれた方々に向けて、Acoustuneブランドの最新イヤホンラインナップそれぞれの特徴、そして各モデルと「INORAN/LUNA SEA作品との相性チェック」をお届けしたい。

まずはラインナップを紹介しよう(直販税込価格で表記)。
●「HS1697TI」 10万9980円
●「HS1677SS」 8万2980円
●「HS1657CU」 7万1980円
●「HS1300SS」 3万2980円

左から「HS1697TI」、「HS1677SS」、「HS1657CU」

「HS1300SS」は2色展開

上の価格帯の「HS16」から始まる3モデルは基本的な設計は共通しており、その上で筐体の「音響チャンバー」部分の材質がそれぞれ異なっている。そして1モデルだけナンバリングが異なる「HS1300SS」は、最新にして最安の新世代エントリーモデルだ。

さて「音響チャンバー」とは何か。これはイヤホンの内部にある、まさにそこで音が鳴り響くスペースのこと。バンドのレコーディングに例えるなら、録音スタジオの演奏ブースみたいなものだと言えば、その「部屋の響き」がそこで録音される=そこから耳に届けられる音に大きく影響することは想像してもらえるだろう。

「HS16〜」の3モデルはその音響チャンバーの材質がそれぞれ、
●HS1697TI:チタン
●HS1677SS:ステンレス
●HS1657CU:ブラス(真鍮)
を使用しており、その材質ごとの音響特性、響きや音色を生かすようなサウンドに仕上げられている。それでそれぞれのイヤホンから耳に届けられる音にはそれぞれの個性があるわけだ。

ちなみにエントリークラスのHS1300SSは、音響チャンバーにステンレスを採用。上位モデルとは全体の設計も価格帯も異なるので音の違いはあるが、音響チャンバーの材質はHS1677SSと共通となっている。

あなたの好きなINORAN&LUNA SEA作品にフィットするのは?

まずは各モデルの音のポイントを紹介していこう。サウンドチェック時に組み合わせた音楽プレーヤーはもちろん、Astell&Kern「SA700 LUNA SEA 30th Anniversary Edition」!

●HS1697TI
チタンは、ステンレスやブラスと比べてもそれらを上回るほど、金属の中でも特に硬く頑強な素材。音響チャンバーとしては共振抑制効果の高さ、余計な響きを生み出さないことが特徴となるが、さて実際のサウンドは?

その素材の特性もあり、『Libertine Dreams』『Between The World And Me』を聴いた印象としては、全体のバランスの良さなど、次に紹介するHS1677SSに負けず劣らずの優秀さを発揮する。

その上でひとつひとつの音に「適度な広がり」も感じられるところがこのモデルならではの個性!

HS1697TIは、適度な広がりもありながらバランス良好! 抜け感が心地よい

音をギュッと「まとめる」のが得意なHS1677SSに対して、こちらは十分なまとまりも確保しつつ音のボリューム感や響きも適度に広げてくれる。HS1677SSほどストイックではなく、多少の遊びも残した鳴り方だ。

『Between The World And Me』で言うなら、「Heart of Gold」から「63'」の流れ、ラフさや緩さも感じさせる中盤部分をこのイヤホンで聴くと特に気持ちよい。

LUNA SEA作品ではタイトでややドライな音作りの「EDEN」との相性が抜群。作品自体のタイトな音像をイヤホン側では引き締めすぎないことで生まれる、ドラムスの素直な膨らみや抜け感の心地よさに耳を向けてみてほしい。

次ページINORANセレクトの「HS1677SS」は見事に最新楽曲にハマる!

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