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2BA+1DDの3ドライバー構成

TANCHJIM、FEAシミュレーション技術を用いて開発したハイブリッドドライバーイヤホン「Darling」

公開日 2021/03/03 00:00 編集部:小野佳希
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合同会社地球世界は、TANCHJIM(タンジジム)ブランドより、FEA(finite element analysis)有限要素解析シミュレーション技術を用いて音響構造や素材、ドライバー構成、部品などを選定したイヤホン「Darling」を3月5日に発売する。オープン価格だが税抜46,273円前後での実売が予想される。

Darling

上記のとおりFEAシミュレーション技術を用いたシミュレーションをもとに開発。その後、これまでの経験とシミュレーションのデータに従って、目標とする音響指数に応じて試作機を作り、細かくチューニングしたのだという 。

内部構造

2基のBAドライバーと6mmダイナミックドライバーとを組み合わせたハイブリッドドライバー構成を採用。「正確で自然な音を伝えるために、従来のBA+DDイヤホンの接続問題を根本から見直した」とアピールしている。

イヤーピース内部の空気を外部へ排出することができる「T-APB気圧バランスイヤーピース」を同梱。イヤーピース内部と外部の気圧の違いによる装着疲労や音の偏りを軽減させている。

ケーブルはコーティング層に特別な改善材料を採用した、特製の銀箔ワイヤーで複数の層によって囲まれた構造を採用。これにより、優れた低キャパシタンスと低インダクタンスの特性を実現し、サウンド高域の損失を効果的に低減するとしている。また、非磁性コネクターを採用することで、音質確保と耐久性の向上を両立させたともしている。

ケーブルは着脱式で、コネクター部は金メッキ無磁感銅のMMCX端子を採用。ケーブル長は1.25m。

腕時計の収納バッグをイメージした収納ケースが付属。素材はマイクロファイバーのつや消し革で、エッチングで加工されたステンレス鋼製ナンバープレートで高級感も演出している。

再生周波数帯域は8Hz - 50kHzで、感度は110dB、インピーダンスが9Ω。

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