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公開日 2025/12/06 06:40
【連載】ガジェットTIPSリターンズ

照明器具のリモコンが壊れた…。スマートな解決法は?

海上 忍

就寝時にシーリングライトを消灯するとき、リモコンがあると便利ですよね。長く伸びたヒモを引いて消灯する照明器具もありますが、ヒモを延長しないかぎり布団から這い出て引かなければならないわけで、寒くなるこれからの季節はリモコンにありがたみを感じてしまいます。




寒くなる季節にリモコンが効かないと悲しいですね


さて、そのリモコンが不調になったらどうします?照明器具の蛍光灯/電球は数年に1回程度のペースで交換しますが、土台部分は長持ちするもの、10年、20年は当たり前のように機能するけれどリモコンは……ボタンの反応が鈍くなったり紛失したり、トラブルを起こすことがあります。


照明器具のリモコンが壊れたら、「照明用汎用リモコン」を検討しましょう。家電のリモコンはボタンを押すと赤外線LEDから赤外線信号を出す方式が多く、10年以上前に設置したものであれば、ほぼ確実に赤外線方式です。その赤外線の点滅パターンを再現できる照明用の汎用リモコンを導入すれば、壊れたリモコンの代わりを果たせます。


汎用リモコンとは、いろいろなメーカーや機種の、赤外線方式リモコンの信号パターンを情報として持つリモコンのこと。一般的に、メーカーは製造するすべての照明器具に統一された信号(メーカーコード)を適用するため、付属の説明書に記載されたメーカーコードを入力する程度で準備は完了です。


なお、類似製品に「学習リモコン」がありますが、こちらは元のリモコンを操作して赤外線信号を覚えさせる必要があるため、紛失/故障のあとでは対処できません。汎用リモコンにも、エアコン用やテレビ用などジャンルの違いがあるうえ、照明用にも種類(光源が蛍光管かLEDか)や対応メーカーの違いがあるため、購入時には注意しましょう。

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